DOCTORS2 〜最強の名医〜
(2013年7月期・テレ朝・木曜21時枠)

脚本 - 福田靖
音楽 - 林ゆうき
演出 - 本橋圭太、猪原達三
第2シリーズ - B'z「ユートピア」

http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html




 

第8話 決戦前夜!!輸血不可能!?新チームが挑む
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相良は患者のためと称して病院の改革には世襲の残る今の
状況では無理だと感じて自分が次期院長の座に付くことを
決意する。次々と次期医院長だとほぼ内定している卓の周り
から取り巻きの医師たちを引きはがして、孤立させていく。
しかし西都大学病院の松田は相良を自分の病院に招くべく、
卓に力を貸していくことになる。

佐知に対してレベルアップを図るためには一カ所に留まるべき
ではない事を唱えつつ、相良は逆にそれにこだわりを持っていく
という皮肉で対照的な状況が描かれた。

相良自身、医院長になるつもりは無いのだろうし、長いスパン
で見た卓改革だと思って行動しているのだろうけど、卓の性格が
そう簡単に治るとは思えない状況なので、その辺の折り合いをどうつけて
いくのか気になるところ。次週でその結論を出すには少々時期
尚早な感じがするので、その辺りの事情はある意味シーズン3に
託しても良いのかなとも思う。院長の座を一度は手に入れた相良が改革
し終わったと見るや、自分から降りて別の病院にいくという
事でも良いと思うしね。

絶対的な主従関係を持つチーム森山に対して、相良に気を引き
つける方法論はとても上手く機能していて、医師としてのレベル
アップを図るためにも相良の技術に目を向けさせるというのは
面白い。その技術を西都大学病院と取り合いになるというのも
面白いしね。人間関係ではなく、医者としてのスキルに興味を
持たせれば医師たちも食いついてきそうなもの。以前、相良は
この病院の医師はスキルは問題がない様なことを口にしていたけど
正直あんまりスキルも大したことがない。

複雑なところで揺れている院長周りの取り巻き。
これはチーム森山とは違うけど、やはり大学病院の教授争いのごとく
陰で食事会と称して、佐知を抱き込もうとする辺りの意図が
ちょっぴり正しい行動なのかどうかを疑うものが有った。

相良が患者のためにあきらめない気持ちを目にして、いざ不可能だと
される事にもリスクを冒して実行している彼の姿を見て、引きつけられない
ものも居ないと思う。そういう意味では相良の見せ方と、森山の姿の
対照的な姿がとても印象に残るところだった。

前にも書いたけど比嘉愛未さんというと、最上の命医
看護師姿とダブるところがあり、一度病院を抜けてもまた戻って
くるという印象が残っているな。

堂上総合病院
相良浩介 …… 沢村一樹 (外科医)
森山卓 …… 高嶋政伸 (外科医)
宮部佐知 …… 比嘉愛未 (看護師)
相原亜美 …… 黒川智花 (看護師)
渋谷翔子 …… 滝沢沙織 (製薬会社MR)
高泉賢也 …… 敦士 (外科医・森山派)
佐々井圭 …… 正名僕蔵 (外科医・森山派)
段原保 …… 尾崎右宗 (外科医・森山派)
千住義郎 …… 斉藤陽一郎 (外科医・森山派)
田村戸紀子 …… 宮地雅子 (看護師)
吉川みずき …… 阿南敦子 (看護師)
中村恵 …… 下宮里穂子 (看護師)
桃井正一 …… 小野武彦 (事務長)
皆川和枝 …… 伊藤蘭 (内科医)
堂上たまき …… 野際陽子 (院長)
高泉芙美 …… 遠野あすか (高泉の妻)
松下萌 …… 藤原令子 (21歳、新人看護士)

田口寛子、羽村純子

松田 義雄 …… 小日向文世 (西都大学病院・医学部長)
青井 和己 …… 山中聡 (38歳、食道癌、ボンベイ型の血液型100万人に1人)
青井 涼子 …… 安藤玉恵 (妻)
青井 美優 …… 三本采香 (6歳、娘)

石井洋祐、村松利史、青山勝、伊東孝明、顔田顔彦、脇知弘、中倉健太郎
土師野隆之介


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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