ダブルス〜二人の刑事
(2013年4月期・テレ朝・木曜21時枠)

ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:中込卓也、遠田孝一、伊藤達哉
演出:塚本連平、常廣丈太
脚本:尾崎将也
主題歌:シシド・カフカ「キケンなふたり」
ケツメイシ「月と太陽」

http://www.tv-asahi.co.jp/doubles/




 

第7話 身代金誘拐容疑者は20000人!!
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年金強盗事件を犯した若者の取り調べをする山下と田代だが、
被疑者は金持ちの息子というだけ有って、送検前に早くも弁護
士の滝川久美がやってきて、取り調べに於ける違法性を訴える。
そんな折り、堂本家では父親の武が帰宅すると、14歳の息子
信一郎の姿がないことに気がつく。するとタイミングよく
宅配便が届き、中を開けると血の付いた信一郎の体操着が
出て来て、その直後信一郎を誘拐したとする犯人からの電話
が鳴る。身代金は1500万円。更に久美の元にも犯人からの
脅迫状が届き、息子を誘拐した事が書かれ、現在担当して居る
全ての裁判から身を引かないと息子を殺害すると脅迫されて
いる事を知る。

相変わらず悪くは無いのだけど、それ程面白くも感じない
刑事ドラマ。

1係が少しずつ0係の存在を認めていく中で、須藤だけは頑な
に否定する状況にひたすら違和感しか覚えないところが
有った。

ドラマとしても息子が手を貸しているであろうことは明らか
で、それが分かるポイントは身代金を入れるバッグの存在を
犯人が詳細に語るシーンだった。みている人にとっては
弁護士の元にも手紙が届いていたとする事実をもって子供
が関与している事を悟りつつ視聴していた人も居たかも。

子供の母親を望む気持ちと、母親の子供のためを思うが為
の行動にスレ違いが起きるというのも分からないでもないけど、
それにしては、ジョーダンでは済まされない事件だった。
息子の為に弁護する立場になるというのが皮肉なのだろうし、
そんな事のために弁護士になった訳では無いとするところが
このドラマに於ける後味の悪さにも繋がっている。

刑事としてルールを守る事だけが全てでは無いとする主張も
それなりに伝わってくるものがあるし、随分大規模な舞台を
利用した犯罪捜査になったということで、スケール感だけは
上手く伝わって来た気がする。

新宿中央警察署・刑事課

山下俊介 …… 伊藤英明 (通称0係、刑事、蒲田東署から異動)
田代啓一 …… 坂口憲二 (通称0係、刑事、足立署から異動)
宮田亜紀 …… 夏菜 (0係の若手女性刑事)
日下涼子 …… 内田有紀 (特殊班・0係の女性刑事)
矢島謙吾 …… 近藤芳正 (特殊班・0係の刑事)
村井翔太 …… 山口大地 (刑事課特殊係・ハイテク・メガネ)
牧野 聡 …… 長谷川朝晴 (刑事課特殊係)
坂田三枝子 …… 室井滋 (1係を仕切る女性係長)
須藤洋介 …… 杉本哲太 (課長)
笠井昇 …… 平泉成 (0係、係長)
前川誠一 …… 橋爪功 (署長)

田崎学 …… 堀部圭亮 (捜査第1係)
西村直樹 …… 井坂俊哉 (捜査第1係)
橋本亮 …… 永江祐貴 (捜査第1係)
丸山和美 …… 林丹丹 (刑事課デスク)
和田典子 …… 三浦葵 (受付嬢)
足立遙香 …… 椎名美澄 (受付嬢)
岡部敦史 …… 森岡豊 (鑑識係)
大田浩二 …… 風見しんご (副署長)

滝川久美 …… 荻野目慶子 (弁護士)
堂本武 …… 小須田康人 (森重房枝轢き逃げ事件原告人)
森重六郎 …… 萩原流行 (信一郎の父親)
堂本 信一郎(久美・武の息子) - 中村咲哉 (久美・武の息子)
幼少期の信一郎 ……佐藤瑠生亮

船山 守 …… 斉藤陸 (年金強盗事件被疑者)
佐伯 憲一 …… 加世幸市 (医療過誤訴訟被告人)
関口 実 …… 嶋崎伸夫 (資産家離婚訴訟被告人)
俵 宗二郎 …… 古井榮一 (暴力団構成員刺殺事件原告人)

八木のぞみ、嶋崎伸夫、鈴木コウヤ、池浪玄八、ケツメイシ



評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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