ダブルス〜二人の刑事
(2013年4月期・テレ朝・木曜21時枠)

ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:中込卓也、遠田孝一、伊藤達哉
演出:塚本連平、常廣丈太
脚本:尾崎将也
主題歌:シシド・カフカ「キケンなふたり」
ケツメイシ「月と太陽」

http://www.tv-asahi.co.jp/doubles/




 

第9話 俺たちの最強伝説、今夜完結
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大田副署長が捜査情報を大崎浩三に流していた事を目にした
涼子がその直後に男に撃たれる。
田代と山下はすぐに大崎勝也のオフィスを尋ねると、そこで
銃声が聞こえ、ソファーの上で銃を使って亡くなっているのが
発見される。その銃が涼子を撃ったものだとして、逃げられない
と感じた勝也が自殺したのではないかとされるが・・・

極々普通の昭和のドラマって感じの演出に終始したこのドラマ。
犯行の動機や容疑者ももの凄くベタで、土地の開発・地上げに
関係する開発業者と、政治家の繋がりが有り、自分の子供を
殺害してまでも金儲けに走る父親の姿に壮絶さを感じるも、
都市開発・発展の歴史の影には必ずこの手のきな臭さは存在する
し、これくらい強引に計画を進めないとなかなか多様の価値観
が存在している現代の世の中では、開発など出来ないというのも
全く分からない事でもない。

相変わらずツメが甘く、殺した証拠が無いのかと思わせたけど、
最後は殺し屋が涼子の病室を襲う際に逮捕してみたり、
都市開発の決起集会に集まった人物の車のホイールを調べて
物的証拠とするところなど、最後はきっちりと証拠固めをして
解決を見せたという面で、後味スッキリの内容だった。
涼子も撃たれつつホイールに触れた辺りは、刑事魂を魅せたと
いうところなのかな。

責任の取り方に関してもその処分には不条理さを感じつつも、
組織系統を乱す事への警告も同時に示す流れで悪くは無かった。

新宿中央警察署・刑事課

山下俊介 …… 伊藤英明 (通称0係、刑事、蒲田東署から異動)
田代啓一 …… 坂口憲二 (通称0係、刑事、足立署から異動)
宮田亜紀 …… 夏菜 (0係の若手女性刑事)
日下涼子 …… 内田有紀 (特殊班・0係の女性刑事)
矢島謙吾 …… 近藤芳正 (特殊班・0係の刑事)
村井翔太 …… 山口大地 (刑事課特殊係・ハイテク・メガネ)
牧野 聡 …… 長谷川朝晴 (刑事課特殊係)
坂田三枝子 …… 室井滋 (1係を仕切る女性係長)
須藤洋介 …… 杉本哲太 (課長)
笠井昇 …… 平泉成 (0係、係長)
前川誠一 …… 橋爪功 (署長)

田崎学 …… 堀部圭亮 (捜査第1係)
西村直樹 …… 井坂俊哉 (捜査第1係)
橋本亮 …… 永江祐貴 (捜査第1係)
丸山和美 …… 林丹丹 (刑事課デスク)
和田典子 …… 三浦葵 (受付嬢)
足立遙香 …… 椎名美澄 (受付嬢)
岡部敦史 …… 森岡豊 (鑑識係)
大田浩二 …… 風見しんご (副署長)

大崎勝也 …… 金子賢 (36歳、大崎ホームズ社長、息子)
大崎浩三 …… 団時朗 (69歳、大日本建設、建設業界のドン)
木村京介 …… 今井雅之 (殺し屋)
中谷真澄 …… 岩佐真悠子 (ホステス)
安田常雄 …… 梨本謙次郎 (クラブ"マドレ"オーナー、託児所)

西田健、金井美樹、安座間美優、中丸シオン、田口主将
桜井聖、松澤仁晶、采沢真実、山口哲也、佐久間哲
中川智明、咲羽靖子、鈴木美香、小高康太郎

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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