ガリレオ (2013年4月期・フジ・月曜21時枠) 原作・東野圭吾 脚本・福田靖 演出・西坂瑞城、澤田鎌作 http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html

第3話 心聴る（きこえる）復讐する亡霊社内連続怪死事件！
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美砂は大学時代の先輩の告別式に行った際に、同級生の由加里
や聡子から、先輩は勤めていた会社の社長と不倫し捨てられた
上での自殺だった事を知る。社長が告別式にやってくると、
突然不自然な態度を取り"やめてくれ"と叫び出すのを目撃する。
その翌日、東京湾で浮かび上がった遺体が社長の早見である事
を知る。亡くなる前に幻聴に悩まされていたという事を聞いて
調べていくことに・・

牧伸二さんの自殺報道が起きたばかりなのに、妙に冒頭の社長の
東京湾の映像がタイムリーな亡くなり方をしていたので、それが
一番気になった今回のドラマ。

サブリミナル効果かと思えば実際にはフレイ効果が殺害に使用
されたもので、その効果の説明色の強い内容だったし、
効果の実証実験に際して、美砂ではなく、助手の栗林にパルス
波形が照射されるというという辺りが笑えた。

正直事件の解明以上にキャラクター同士のやりとりが面白く、
美砂が臀部を刺されるというのも不謹慎ながら笑えた。
お尻に穴が・・・っと呟いていたけど、尻に穴があるのは当たり
前だろ的湯川先生の突っ込みが入る事を期待していたのだが、
電話口で耳にしていた湯川先生は何を思っていたのだろうか。

きっちりサブリミナル効果を使った犯行も行われていた。
効果は無いとしていたけど、繰り返し頭の中に訴えかけられる
ことで異常な状況下にある女性社員が犯人の事を好きになって
しまう事は有るんじゃないかと思うところもある。この辺は
心理学の分野だと思うが、「BONES」の法人類学者・ブレナン博士
が、心理学者スイーツ博士のことを否定しまくるように、
物理学者の湯川先生も心理学は真っ向から否定する立場である
ハズなのに、それも有りではないかと彼に思わせる作りは興味深く
作って有る。

基本的なスタンスとしては、美砂が心理学の分野から物理学では
解明できない、否定すべき事案を提示して、湯川先生と真っ向か
ら対決していき、互いに理解し合えないことも歩み寄る事がメイ
ンだと思うのでそういう意味では機能していて楽しいのだろうね。


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調査家・エドプト王家の谷 ツタンカーメンの墓 黄金のマスク
ファラオの呪い

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