ガリレオ (2013年4月期・フジ・月曜21時枠) 原作・東野圭吾 脚本・福田靖 演出・西坂瑞城、澤田鎌作 http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html

第7話 偽装う（よそおう）壁を抜ける！？天狗伝説殺人事件！
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学会の帰りに同行した研究員の一人・みさきの茨城の実家が
近くに有り、そこでは烏天狗のミイラが納められているという
御座位岳の祠が有る事を知って、立ち寄ることになる。
この地域では天狗伝説が息づいているとのことで、特に栗林
は期待していたが、肝心の神社は神主が祠をコンクリートで
埋めており、みさきの同窓生である上都賀署の合田武彦や
神主を手伝っていた小島結衣によると、カラス天狗がミイラを
取り戻しに来たのだと神主が語っていたのだという。そんな
神主も二週間前に白骨遺体で発見されたという。元々心臓に
持病があった為に事件性はないとされていたというが・・

美砂がからまないとやはり物足りないドラマ。
居ると五月蠅いけど居なくなると途端に寂しくなるという
立ち位置が美砂であり、それだけ既にこのドラマに於ける存在
感を示しているのかも。

ドラマとしてはここら辺で今までまるで使われてこなかった学生
たちをメインとした流れを作りたかったのかも知れないし、
美砂が持ち込んでくる事件以外の流れから派生する湯川の事件
解決ドラマの可能性を見出したかったのかも知れないが、
ドラマとしては、湯川が如何に興味を引きのかにかかっており、
その分毎回内容がトリックばりに胡散臭くなるというのが
残念な感じ。

射入口の問題なり遺体現場の偽装は、シロウトではどんなに
頑張っても無理だろうし、発射残渣なり滴下血痕の流れを見れば
当時の遺体の状態なども容易に想像できてしまう。

唯一湯川先生が、不幸な生い立ちにある小島結衣に対して、
最善の道というものを示したところが、湯川の価値観にない
部分を刺激して彼を動かしたという点で興味深かったのかも。

段々とドラマがつまらなくなっていると感じるのは気のせいか。
延長分がまるで意味を成しておらず、冒頭の神主の遺体の
件も思わせぶりなだけだったな。

栗林さんの講義ならば聞いて見たいぞ。

昔アリスソフトという所がエロゲーとして「あぶないてんぐ伝説」
というアドベンチャーゲームを作っていたのを思い出す。
アリスソフトの方で無料で配布されているので興味のある方は
以下のサイトからどうぞ。

http://www.retropc.net/alice/menu.html