半沢直樹 (2013年7月期・TBS・日曜21時枠) 原作：池井戸潤『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組 』 脚本：八津弘幸 脚本協力：坪田文 音楽：服部隆之 演出：福澤克雄、棚澤孝義 プロデューサー：伊與田英徳、飯田和孝 http://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/

第5話 半沢が出向に…！？生き残りをかけた戦
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東田がアメリカの金融機関に金を隠していることが判明し、
東田の金の隠し方を指南していたのが、他でもなく半沢の
上司の浅野であることを知る。
その証拠を掴む為には、東田側からの振り込みの証拠が
必要で、そして5億円の回収も求められていた半沢は、美樹に
対して、ネイルサロンの出店の計画書を提案し、男性の手を
借りず銀行の金を正規に借りて商売すべき事を告げる。
美樹は半沢に協力することを告げるが、美樹は国税の黒崎から
の提案の方を優先し、東田の裏金を回収していく。

とりあえず一部が終わったということで、それなりに満足感は
有ると言えば有るのだけど、これまで苦しめられてきた期間
を考えると、どうしても一瞬で反転して成敗したというインパ
クトばかりが強く、自分が苦しめられた以上の仕返しが出来た
のかどうかはよく分からなかった。

そもそも以前にも書いたけど、東田から回収した金を竹下に
配分出来たりするのだろうか?その名目がイマイチ分からない。

そして刑事事件性のある案件を半沢の判断だけで、阻止して
しまったという辺りも違和感は有るし、結局銀行員は身内に
甘いんじゃ無かろうかという認識ばかりが残ってしまうところ。

身内と言えば仕方がないのだろうけど、これまで結束感を
強めてきたメンバーが半沢の本社栄転の為に、改めて解散して
しまうというのも残念なことだし、これまでの流れとは
また頭を切り換えていく必要が有るのかなと思わせるものが
有る。

TBSの今期のドラマは「名もなき毒」と同様に二部構成する
パターンが多いね。世界陸上が挟まってしまった為に、
構成としては難しいのだろうけど、最近のドラマは、放送枠
をまるで守らず放送するので、ホント見づらいですね。
録画するのも大変だけど、それはまぁ見ている方の都合か。
下手に毎週録画で放置しているだけだと、延長録画付きでない
レコーダーでは涙する事必至だね。

テレビ業界も夏休み期間くらいは特別編成にしても良いとは
思うので、各社色々と試行錯誤して欲しいところかも。