ハニー・トラップ
(2013年10月期・フジテレビ・土曜23時枠)

シリーズ構成:渡辺雄介
脚本:山岡潤平
音楽:横山克
編成企画:太田大
プロデュース:高石明彦
監督:七高剛、日比野朗

http://www.fujitv.co.jp/honey-trap/index.html




 

第3話 消えた妻の衝撃正体暴かれ始める事件全貌第一章完
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なつみと共にコーヒーを飲んでいた悠一は気がつくと男たちに
連れられ屋上に行き、そしてこれ以上関わるなと脅される。
気がつくと屋上で寝ていた悠一だが、なつみの姿が何処にも
なく、探して回る。
一方総和物産では大洋国際特許事務所と共に、情報を漏洩させ
金を受け取っていた日下部を尋問する。最初はシラを切る
日下部だが、金の流れを指摘され、認めていく。次原明日香が
漏洩問題に関わっていることを口にする。

あんまり面白く感じないところが残念なドラマ。
数ヶ月後に悠一がアジア系の男たちに拷問に逢うシーンが
何度となく描かれているのに、今度は13日後の映像まで挿入され
た。13日後にスタンガンで押しつけられた悠一がアジア系の
男によって尋問されていくのだろうけど、現実の流れと未来の流れ
を徐々に狭めて整合性を図っていくのであれば、もう少し代わり
映えのする映像シーンで見せて欲しい。

ハニー・トラップというくらいだから、二重三重に仕掛けられて
いて、杏奈さえもトラップの一つなんじゃないかと思わせるもの
が有るし、女性と見るとどれも不信感を感じるものが有るの
だけど、それ以上に情報争奪の流れがごちゃごちゃしすぎて、
今のところまとまりが無く面白さが感じられない。
もう少し的が絞られてくれば楽しめるとは思うけどね。

そして大洋国際特許事務所が何よりも胡散臭いところがちょっと
ドラマに影を落としている感じもする。警察と連携した機関と
して、組織の一つくらいはしっかりとした機関を据え置くべきであり、
どうも単純に視聴者を混乱させるだけで、安易な見せ方に思える
ところが有る。
そういう意味では高杉亘さん演じる警察官は信用出来るところ
なのだろうか。

「理想の残像」「何かを信じた瞬間から人は弱くなる」。
マイヤー・仲間さんにしても、天音にしても思わせぶりな台詞だけ
わざわざ語っていくという辺りが何とも言えない。
立つ鳥はもう少し跡を濁さず出て行けば良いのに。

美山 悠一 …… AKIRA (33歳、総和物産)
美山 なつみ …… 仲間由紀恵 (33歳、総和物産、経理部)
小林 恭助 …… 高嶋政伸 (45歳、大洋国際特許事務所)
中川 薫 …… 内山理名 (30歳、大洋国際特許事務所)
宮原 杏奈 …… 野波麻帆 (33歳、総和物産)

日下部 秀平 …… 丸山智己 (35歳、総和物産、悠一の先輩)
穂積 宗広 …… 小澤征悦 (42歳、ミレ・パシフィック・総務部課長)
山中 塔子 …… 音月桂 (29歳、ミレ・パシフィック・総務部)
早川 由加利 …… 篠原真衣 (27歳、総和物産)
折田 忠 …… 神尾佑 (46歳、総和物産)
安藤 眞一 …… 森岡豊 (42歳、総和物産)
荒井 和人 …… 池内博之 (35歳、大洋国際特許事務所)
小野寺正隆 …… 長谷川初範 (明王大教授、悠一の父、妻・美和子)

警察官 …… 高杉亘
…… 田中隆三
天音 …… 武田真治 (留置所にいる男)

張天翔、金森規郎、辛島陽一、山中良弘、竹井洋介、内ヶ崎ツトム
中山将志、永井正浩

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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