ハニー・トラップ (2013年10月期・フジテレビ・土曜23時枠) シリーズ構成：渡辺雄介 脚本：山岡潤平 音楽：横山克 編成企画：太田大 プロデュース：高石明彦 監督：七高剛、日比野朗 http://www.fujitv.co.jp/honey-trap/index.html

第4話 悪魔の妻へ…ついに逆襲始まる！あの女を許さない
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悠一は父・小野寺殺害の容疑で留置場に入れられるが、そこで
隣の房に収監されている謎の男性・天音から、まるで今まで
全ての顛末を知っているかのようにして、色々と彼の心を見透す
ような発言をして、悠一の心に問いかけていく。
ずっと信じていたものに裏切られたものは、狂ってしまうか
それとも楽になるのか。自殺した夢を見るという事は生まれ変わ
りたいとする願望の表れだと言われ、なつみとの関係に決別して
行くべきなのかどうかを自分の心に問いかけていく。

ドラマが右に左に触れていくドラマなので最後の最後まで
どんでん返しの連続で殆ど整合性もなく続いていくのだろうな
と思う。最終的には「愛」とか「恋」とか「義理」が「祖国」の
利益と「エゴ」との間で葛藤・対峙して、どちらが勝っていく
のかという感じのドラマなんだろうけどね。

なつみは現在韓国国籍の穂積宗広と手を組んでいるようだけど、
実際の彼女は中国人で有って、穂積自身も騙されていくところに
繋がるのだろう。彼のオフィスに有る韓国語の額縁からして、
民族を意識させるところに繋がっているけど、日本のインターネット
上の傾向に有るように、国籍による魔女狩り的内容になっていく
のかどうか。

またしても9日後の逃走・拷問シーンが描かれて、ちょっぴり
芸がない感じだけど結局9日後の映像を見ると、マイヤー・なつみ
が情報を手にしていないことが分かるし、出し抜いている様で
主導権は悠一が握っているということも描かれている。

天音がなんで留置所にいるのか?とか、ジミー・ウォンについて
言及してくれるのか分からないけど、どの流れも都合良く出来て
しまっている感じがする。