ハニー・トラップ (2013年10月期・フジテレビ・土曜23時枠) シリーズ構成：渡辺雄介 脚本：山岡潤平 音楽：横山克 編成企画：太田大 プロデュース：高石明彦 監督：七高剛、日比野朗 http://www.fujitv.co.jp/honey-trap/index.html

第10話 生きたままの埋葬…信じてくれて、有難う運命の愛
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永田たちは、荒井らと協力した結果、なつみの母・寿美代と
小林の妻子である恵美と翔太が誘拐されている場所を特定し
救出する。悠一はなつみになんとか母の無事を確保したことを
告げると、上海に渡っていたなつみは、ファグワンコープの
シュー代表を連れて明日には東京に帰国するという。悠一は
急いで契約書を作る事を告げる。

翌日、総和物産では、ジミーウォンは確実に総和とファグワン
コープが提携することを知って妨害してくる筈で、その為に
チームワープが乗り切ることを計画する。何人かの社員を
囮にして、悠一と安藤で最終的にはシュー代表と契約を取り付
ける作戦だった。
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相変わらずよく分からないままでドラマが動いていた感じがする。
そもそもの問題は特許の出願だと思っていたのだけど、出願
競争自体は中国企業に負けたけど、相手は正確なデータが欲しか
ったということなのか?

株価の操作をジミーウォンが行っているからこそデカイ顔をして
いられるかと思いきや、実際にはなつみの案で操作していたという。

最後の悪あがきとばかりに展開が二転・三転する楽しさはそれなり
に有ったので、何故ドラマの序盤からこういう展開を用意できなか
ったのかということなんだろうけどね。

開発者の家族が狙われるというのであれば、防衛策を採っておく
べきことなのに、何故それを行わないのかという点と、人物設定
自体がよく分からないものが有って、結局小手先のところで、
誰が主導権を握っているのか分からないようにさせていた感じ
ばかりがして、跡の残らないストーリーだったなという感じ。

契約書を交わす際にも狙われることが分かっているのに、何故
警備保障なり、行きがかり上知り合った刑事の永田らが防衛策を
取らないのか謎。少々お粗末なリレー形式で契約書の持ち主を
誤魔化すという流れだったけど、途中で車を降りない方が絶対に
安全だと思う。

なつみが岸川山に埋められていた件で、奇跡・運命という名の無策で、
手当たり次第に掘り起こそうとするのではなく、なつみからの
電波が届いているのであれば、もう少し現場で最新機器を利用
して電波をキャッチするでも良いし、なつみはスパイであったと
いう事を利用して、誘拐される際に自分が埋められている直前に
自衛のためのヒント・形跡を残しておくみたいな流れが有ると
良かったんだけどね。