確証 〜警視庁捜査3課
(2013年4月期・TBS・月曜20時枠)

原作 - 今野敏『確証』
脚本 - 森下直
制作 - 那須田淳
チーフプロデューサー - 橋本孝
プロデューサー - 倉貫健二郎、加藤章一、齊藤彩奈
演出 - 吉田健、竹村謙太郎、北川雅一

http://www.tbs.co.jp/sousa3/




第6話 少女を救う!?奇跡の銃声!立てこもり事件涙の解決編
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銀行の現金輸送車を襲った4人組の一人が、倉田家に人質を
取って籠城する。しかし家主は外出しており、窓から泥棒が
特徴的な侵入をしてきた事から、萩尾は岩手出身のこそ泥の
安原だと知る。更に倉田家の両親の話によると、糖尿病の娘
が室内に居る可能性が高いとのことで、2時間以内にインスリン
の注射が必要だとされるが・・・

3課視点で眺めるドラマなので、それなりにテーマとしては
間違っていないのだけど、子供のインスリン注射での時間的切迫
感を演出しつつ、何処に居るかも解らないこそ泥を探し出して、
侵入口を探し出すとかいう気の長いドラマだなという感じだった。

犬のヒモを狙撃で打つ事が出来るくらいの腕ならば容易に今回
の事件も射殺して完結出来たな。

こそ泥の世界感というのは面白く機能していて、互いに干渉
しないとしながらも、互いの居場所に関しては妙に詳しかったり
相手の情報を売ってしまったりするところなど、なんだか不自然
な感じもする。

こそ泥こそ情報屋には相応しいとばかりの展開で、3課の中でも
ハギさんの情報網の広さ、人脈が良い形で描かれているので
及第点ではあるが、可もなく不可もなくという感じだった。

ドラマとしては内部とどのようなコミュニケーションを取るのか
にかかっており、TAKE FIVEの様に電話で暗号・言葉遊びの
ような形で伝える訳だけど、その方法がちょっと奇抜だったな。
「TAKE FIVE」の方法論よりは100倍マシだったけど。

警視庁捜査3課
萩尾秀一 …… 高橋克実 (ベテラン刑事。警部補。48歳。)
武田秋穂 …… 榮倉奈々 (所轄の生活安全課から、巡査部長。25歳。)
猪野勝也 …… 山本龍二 (捜査3課5係係長)
田村喜一郎 …… 田中完 (捜査3課・ヒゲ、ギャンブル畑)
金田 …… 植木まなぶ (捜査3課・風俗畑の捜査官)

田端守雄 …… 角野卓造 (捜査1課課長。警視正。58歳。)
菅井直隆 …… 設楽統 (捜査1課・警部補。45歳。)
佐々部淳 …… 宮原将護 (捜査1課)
苅田浩 …… 松田悟志 (捜査1課・菅井の部下)
小渕貴大 …… 柳下大 (鑑識)
友坂美奈代 …… 黒川智花 (渋谷山手署交通課巡査)
牧村シズ …… 西尾まり (警視庁生活安全部巡査部長)
弓田英子 …… 飯沼千恵子 (警視庁捜査支援分析センター巡査)
上村早苗 …… 鷲尾真知子 (警察女子寮"清風寮"、寮母)
桑名光 …… 中村靖日 (渋谷山手署刑事課)
福田大吉 …… 泉谷しげる (66歳、元泥棒。錠前破りの達人)
萩尾ゆりこ …… 中嶋朋子 (萩尾の妻。病気がち)

倉田和彦 …… 遠山俊也 (40歳、公認会計士)
安原圭太 …… 滝藤賢一 (38歳、空き巣犯・岩手)
矢野昭正 …… 山崎銀之丞 (SIT・捜査第1課特殊犯捜査第1係係長)
佐久間真 …… 渡辺裕之 (SAT・警備第1課特殊急襲部隊隊長)
庄司雅志 …… 阿部亮平 (29歳、現金輸送車強盗)
清水貴子 …… 玄覺悠子 (倉田の元妻)
清水晴菜 …… 熊田聖亜 (娘。病気、屋根裏部屋)
新山稜 …… 蕨野友也 (SAT・狙撃手)
中森洋介 …… 高橋洋 (SAT)
遠藤悠一 …… 大西武志 (SAT)
三島哲郎 …… 松林慎司 (SIT・交渉人)
大橋譲二 …… 山田明郷 (もぐらの譲二)

丸山祐志、桑畑智伺、上村愛香、嶋村昇次、戸田信太郎

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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