確証 〜警視庁捜査3課
(2013年4月期・TBS・月曜20時枠)

原作 - 今野敏『確証』
脚本 - 森下直
制作 - 那須田淳
チーフプロデューサー - 橋本孝
プロデューサー - 倉貫健二郎、加藤章一、齊藤彩奈
演出 - 吉田健、竹村謙太郎、北川雅一

http://www.tbs.co.jp/sousa3/




 

第11話 最終回スペシャル盗まれた刑事の妻!VS怪盗百面相
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萩尾の妻・ゆりこが病院から消えてしまう。
転院を装いストレッチャーで搬送していた事が判明し、
現場には片面が潰されたコインが置いて有る事が分かる。
その犯罪傾向から、萩尾は国際手配中の大泥棒・百面相こと
ファントムシャドウの存在にたどり着く。しかし百面相と
萩尾に接点はなく、更に百面相が盗むものは主に美術品であり
今まで人間を誘拐したことなど無かった事からも、犯人像に
関してはイマイチ確証が持てない中で、瞳孔・眼球・虹彩の
識別から百面相であることに間違いは無いとするが・・・

地味なドロ刑に対して派手な怪盗をぶつけてきたエピソード。

人を盗むという大胆な発想こそ面白いのだけど、TBSの今期の
ドラマはどれも似たようなエピソードが多く、アイディアに
乏しい事情も見え隠れする。

コロシとタタキは素人の犯行だとするけど、プロの犯罪者が
関わったことで殺しも厭わないのではないかという状況の中
での捜査だった。

ただ正直、萩尾に逆恨みするというとっかかりの部分に於いて
は相当こじつけ感が強く、如何にもドラマっぽくて、安っぽさ
がある。

犯人の癖や性格というものを熟知した刑事が事件を解決して
いくと見れば確かに成立したドラマなんだけど、人情の有る
泥棒も人の生き死にによって犯罪傾向が狂ってしまうという事
を描いたものなのか。

それなりに面白い部分も有ったけど、正直ハンチョウほどで
はなかったかも。出来ればこの枠にもハンチョウ以外の
ドラマが欲しいところだね。

警視庁捜査3課
萩尾秀一 …… 高橋克実 (ベテラン刑事。警部補。48歳。)
武田秋穂 …… 榮倉奈々 (所轄の生活安全課から、巡査部長。25歳 。)
猪野勝也 …… 山本龍二 (捜査3課5係係長)
田村喜一郎 …… 田中完 (捜査3課・ヒゲ、ギャンブル畑)
金田 …… 植木まなぶ (捜査3課・風俗畑の捜査官)

田端守雄 …… 角野卓造 (捜査1課課長。警視正。58歳。)
菅井直隆 …… 設楽統 (捜査1課・警部補。45歳。)
佐々部淳 …… 宮原将護 (捜査1課)
苅田浩 …… 松田悟志 (捜査1課・菅井の部下)
小渕貴大 …… 柳下大 (鑑識)
友坂美奈代 …… 黒川智花 (渋谷山手署交通課巡査)
牧村シズ …… 西尾まり (警視庁生活安全部巡査部長)
弓田英子 …… 飯沼千恵子 (警視庁捜査支援分析センター巡査)
上村早苗 …… 鷲尾真知子 (警察女子寮"清風寮"、寮母)
桑名光 …… 中村靖日 (渋谷山手署刑事課)
福田大吉 …… 泉谷しげる (66歳、元泥棒。錠前破りの達人)
萩尾ゆりこ …… 中嶋朋子 (萩尾の妻。病気がち)


沢口いずみ …… 高橋ひとみ (百面相、看護師)
川端良助 …… 宇梶剛士 (出稼ぎのリョウ、鹿児島出身)
有森 …… 螢雪次朗 (慶成大学総合病院事務局長)
川端百合子 …… 小林真雪 (川端の妻)
相沢恭子 …… 竹内レナ (ゆりこの担当看護師)

松本勝、藤崎あかね

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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