カラマーゾフの兄弟 (2013年1月期・フジ・土曜23時枠) 原作：ドストエフスキー　 企画：佐藤未郷 プロデュース：森安彩 脚本：旺季志ずか 音楽：羽深由理 演出：都築淳一、佐藤源太、村上正典 http://www.fujitv.co.jp/brothers_karamazov/index.html

第9話 引き裂かれた果てに〜罪と罰〜
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涼は満が犯人だとは考えられず、満を犯人だと決めてかかり
ろくに捜査もしてくれない刑事に変わって、当日の事を調べて
いく。そんな中で、文蔵が経営していた黒澤地所は主を
失った事で大きく傾き始め、取りあえずは小栗が手を貸して
いくことになるが・・・

血のつながり以上に深い絆ということで、これまで共に過ごし
てきた月日を引き合いに出して、黒澤家の因縁を払拭する
と共に黒澤家の兄弟としての団結力を求めていくもの。

相変わらず殆ど展開が進展を見せず、黒澤家の葛藤ばかりが
描かれている。
文蔵というモンスターが自分の身体の中に流れている限り
なかなか負の一面を払拭出来ずに居る中で、血を越えるものの
存在を抽出し、克服していくというもの。
しかしダークサイドな一面を逆に家族を助ける為に利用して行くと
いう感じの流れを演出し、刑事と弁護士の化かし合い的展開が用意
されていきそうだ。

入江刑事は何でも見通ししての行動かに思えたけど、意外と
実情を把握していないのではないかと思わせる部分も有って
先行きどうなるのか分からない辺りは興味深いといえば興味深い。

どうしてもこのドラマ、CMが気になって仕方が無いよな。
バカリズムと入江刑事のやりとりが面白いよね。

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