救命病棟24時（第5シリーズ） (2013年7月期・フジ・火曜21時枠) プロデュース - 渡辺恒也、大木綾子 脚本 - 飯野陽子 音楽 - 佐藤直紀 演出 - 田島大輔、水田成英、西浦正記、高野舞 DREAMS COME TRUE「さぁ鐘を鳴らせ」 http://www.fujitv.co.jp/kyumei24/index.html

第5話 明かされる過去！罪と命
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救命には次々と患者が運ばれてくる。
そんな中で、塚原という雑誌記者から臓器移植に関して夏目
の過去・治療方針には疑惑があるとする暴露記事が送られてき
て、それを受け取った広瀬は楓に話をする。
また広瀬の元にはかつて医大の先輩である添田が脱法ハーブ
を使用したことで運ばれてくるのを知る。

今回は救命士たちを悩ませる患者の細々としたエピソードの
集合体で、東京ルールという言葉ばかりが印象に残るもの
だった。

臓器移植に関する流れも、ちょっと肩透かしな感じで、この
ドラマを構成する芯の有る柱としての役割としてはかなり弱い
気がする。

人は弱い生き物であり、ちょっとした人生のレールを踏み外し
た際に、その分かれ目をどう過ごしたかによってその後の人生
に大きく関わってくるものがあり、その違いというものが
今回二人の人間を通して顕著に表れた。
その二人の行き違った運命はどの時点で入れ替わってしまった
のか。
救命医である為の一番の資格が諦めないことだとする事で
広瀬の現状に繋がってくるけど、諦めないことの意味が過去の
事件との関連と微妙にズレている感じもして、なんとも消化不良
だった。