間違われちゃった男 (2013年4月期・フジ・土曜23時枠) 原作 - 宅間孝行 東京セレソンデラックス『ぴえろ』 脚本 - 宅間孝行 音楽 - 白石めぐみ 演出 - 宅間孝行、成田岳、森脇智延 プロデューサー - 関口大輔、古郡真也 http://www.fujitv.co.jp/wrongman/index.html

第7話 知らされた真実！
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沢木はなんとか力になりたいと考えて、店で徹夜しながら寿司
職人の板前としての練習を始める。
ヤスは昨日の源太とセツコの結婚記念のパーティー後に、
二人が離婚について話し合っているのをたまたま耳にし、その
事を沢木に告げる。
沢木は俺が本物ならばみんな幸せになっていたかも知れないと
して切なさを覚えていく。

本物のテルが悪人になっている事実が発覚。
刑事は沢木というこそ泥を追っていたハズが、今度はテル自身の
暴力団との癒着が発覚したことで、この店の借金の返済を
目論む人物こそ実際には本物のテルなのではないかという感じ
を臭わす展開だった。

少しずつ沢木という人物の事情が剥がされてきたことと同時に
テルの現状も知らされるという展開で、全ての真実が明らか
になった時には、一同どういうリアクションを取るのか気になる
展開になってきた。

そして何よりも源太が何をしようとしているのか。

カウンター越しに会話する秋子と沢木のシーンが良い感じな
だけに、事実が明らかにされる事への怖さと共に興味深さも
出て来た。残りの話も少ないので、脱落候補だったドラマも
かなりモチベーションを取り戻して、上手く謎を盛り込んで
構成している感じだね。

人は変わる。しかし変わらないものも有るみたいな下町の気質・
人情なんかもとても良い感じに写る話だね。