間違われちゃった男
(2013年4月期・フジ・土曜23時枠)

原作 - 宅間孝行 東京セレソンデラックス『ぴえろ』
脚本 - 宅間孝行
音楽 - 白石めぐみ
演出 - 宅間孝行、成田岳、森脇智延
プロデューサー - 関口大輔、古郡真也

http://www.fujitv.co.jp/wrongman/index.html




 

第11話 永遠の想い!?
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秋子がテルを殺害したとして自首する中で、沢木とヤスは
なんとか店のために出来る事はないかと考えていく。
ヤスが金をだまし取られた千穂の家に1億円が残されている
のではないかと考えた二人はそれを盗み返して返済しよう
と考える。
しかしそんな折り、広岡とエリカが乗り込んで来て、テル
は現在神戸の暴力団事務所に監禁されており、ここにいる
テルは実際には誰なのかということになる。
沢木はあくまでテルだと言い続けてテルの借金の1000千万円
を返す事を約束するが・・・

いよいよ最終話。
最終話としては意外とあっさりとしたもので、元々有った店の
借金とテルが作った借金が不自然な形で融合してしまい、どういう
扱いになったのかイマイチよく分からないまま、不正な借金
として相殺されてしまうところが都合良すぎる気がするけど
まぁそんな感じなのかな。

沢木にしても下町の人たちにしても、きっかけはどうであれ、
互いに離れがたい状況を作り、それでも別れるべき時が来た
というところは上手くこのドラマに於ける人間関係を短い
間に築けた証拠でもあるんだろうね。

前回がドラマとしてのピークだった感じで、今回はほぼ
クールダウンに徹した感じで特に高揚感を感じるものが無かった
けど、悪徳ローンの男が、刑事に名刺を配るというシチュエー
ションはなかなか面白かったかも。

三人目のテルの存在を臭わせつつ、最後に癖のある展開を用意
したりするのかなとも思っていたけど、意外と現実的な結末
を持って来たのは良かったのかなと。

悪の権化だった千穂役の大久保さん。
偶然にも前日に父が六本木にいく電車の中で大久保さん
を見かけたと言っていた。YAHOOの今日のエンタメトップ
ニュースでも大久保佳代子さんが視聴率が取れる女性として
扱われているね。

沢木裕次郎 …… 古田新太 (人情に厚くて涙もろいコソ泥)
川村靖 …… 中丸雄一 (沢木の舎弟で、通称「ヤス」)
大友秋子 …… 戸田菜穂 (寿司政の長女)
大友春子 …… 佐藤めぐみ (寿司政の次女。声優志望)
待場順平 …… 木村了 (寿司政の従業員)
碓井幸 …… 三倉佳奈 (生花店・ハセガワフラワー)
広岡公 …… 阪田マサノブ (ヤミ金・デラックスローンの借金取立人)
桃山エリカ …… ICONIQ (借金取立人、元AV女優)
藤原源太 …… 大河内浩 (銭湯・藤の湯の三代目主人)
藤原セツコ …… 石田えり (源太の妻で、藤の湯の女将)
大友政史 …… 金田明夫 (急逝した寿司政の大将)

小野寺 淳介 …… 小木茂光 (刑事)
香田 和彦 …… 伊藤高史 (刑事)
住吉 千穂 …… 大久保佳代子 (詐欺師)
八幡山 アキラ …… 永井大 (幸の彼氏)
永田 恵悟 …… 野間口徹 (秋子の幼馴染。浅草橋の不動産屋社員)
宮前 利成 …… 宮根誠司 (宮前診療所医師)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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