ミス・パイロット (2013年10月期・フジ・火曜21時枠) 脚本 - 櫻井剛、池上純哉 演出 - 澤田鎌作、成田岳 プロデュース - 後藤博幸 協力プロデュース - 関口大輔、古郡真也 http://www.fujitv.co.jp/misspilot/index.html

第3話 墜落を阻止せよ！！訓練生に立ちはだかる整備研修！
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グラウンドスタッフとしての研修を終えたパイロットの訓練生
(P訓)たちは、整備部研修を行うことになる。専門分野故に
当然資格のない彼らが整備の核心的作業をさせてもらえることは
なく、部品の管理業務という名の雑用に終始することになり、
訓練生たちはまるで自分たちの目指す分野とは違うことをさせられ
ることに苛立ちを覚えていく。そろそろ例年ならば脱落者が
出ることだとされるが・・・

偶然の出会いとはいえ、チームとして動いている限り、脱落者を
出したくないとする意図は分かるのだが、正直この程度のことで
脱落者が出るとも思えないし、訓練生として焦りを感じる人など
居るのだろうか?

ただこれらの研修がパイロットになる為に無駄ではないという
ことを如何に訓練生自身が掴んでいくのか。国木田が教わって
どうなることでもないとしているように、上手いこと自分たち
でそれを掴ませていくというものだった。

晴の存在がふてくされているものたちに元気を与えるキャラクター
の性格をしていることも理由出来るものが有るし、岸井が語る
ように、晴の考え方はホッとするというのが分かる様な存在感は
発揮している。
ただそれがパイロット物語として面白さに繋がっているのかは
今のところ微妙なところを行き来していて、悪くはないけど
エピソード自体はちょっぴり有り触れた感じがして、やや平坦
な感じ。

必要な過程だということも分かるのだけど、リレー形式のように
場面転換をするのではなく、一カ所にとどまって落ち着いた環境
で人間関係を描いた方が、ドラマとしてはもう少し楽しめるのか
なと。