ミス・パイロット
(2013年10月期・フジ・火曜21時枠)

脚本 - 櫻井剛、池上純哉
演出 - 澤田鎌作、成田岳
プロデュース - 後藤博幸
協力プロデュース - 関口大輔、古郡真也

http://www.fujitv.co.jp/misspilot/index.html




 

第4話 飛行訓練開始!初のコックピットで…
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2012年1月17日、P訓たちはコクピットへ体験搭乗することに
なる。千里は小松空港へ、晴は新千歳空港へと飛ぶことになり、
晴はANA57便、機長は篠崎のフライトの元、初めて体験すること
になるが、機長らのやりとりになるで理解出来ず、少なからず
ショックを受けてしまい、ついにはパイロットになるのを
辞めると言い始める。

うーん・・・
ようやくパイロットとして本格的に指導し始めたという感じなの
だろうけど、まるでパイロットとしての勉強をせず、実地訓練など
ビジョアルや現場体験ありき内容になっているので、
彼女たちの現在の立ち位置がまるで分からず、どの程度の知識量
を持って訓練に挑んでいるのかなど一切分かるところがない。
ほぼ趣味の領域を超えて居ない状況でのアイドル体験記状態で、
一昔前のスポーツ理論として名残多きものとして存在している
"根性論"と"One for All・・"精神でパイロットになろうとしている
感じにしか見えないのが残念な内容だった。

敷居が高いと思っていたパイロットという職業に関して、誰にでも
なれるという事を示す流れとしてはそれなりに機能はしていると
思うし、それを示唆するような乗客・少女とのやりとりも行われた
けど、その主張が出来るのはそれなりに努力している人物であり
達成している人だからこその主張だと思うんだけどね。

「逆風と向き合ってこそ機体は上昇出来る」という言葉は、今の
晴には良い言葉だけど、言葉が先行してしまう日本のドラマの典型
であり、内容が伴っていないと逆風は単なる苦痛にしか感じられない
ので、もう少し腰を据えたドラマ内容が欲しい気がする。

不安だからこそ人は努力するし、警戒心を怠らないというのも
分かるし、刑事ドラマの新人研修を見ているかのようなものが有る
ね。

晴と国木田以外の人がほぼ目立っていないところも凄い。

手塚晴 …… 堀北真希 (就職活動中たまたま見つけたパイロットを目指す)
手塚茂雄 …… 石倉三郎 (父、居酒屋「ひばり」)
手塚よし美 …… 根岸季衣 (母、居酒屋「ひばり」)
小田千里 …… 相武紗季 (東大・秀才、パイロットを目指す)
国木田孝之助 …… 斎藤工 (パイロット機長、指導教官になる)
阿倍野すず …… 桜庭ななみ (泰治の彼女)
鈴木倫子 …… 菜々緒 (グランドスタッフ、国木田が好き)
岸井泰治 …… 間宮祥太朗 (すずの彼氏、パイロットを目指す)
小鳥翔 …… 小柳友 (小心者、パイロットを目指す)
山田一男 …… 藤井流星 (リーダー格、パイロットを目指す)
諸星麻也 …… 庄野崎謙 (金持ちのボンボン、パイロットを目指す)
三枝かのこ …… 藤澤恵麻 (独身寮「品川WEST」寮母)
篠崎一豊 …… 岩城滉一 (機長。訓練センター副センター長)

麻倉 …… 須藤理彩 (先輩女性副操縦士)
藤川愛 …… 大宮千莉 (乗客魔女の子)
小田久子 …… 筒井真理子 (母、夫はパイロットだった)

池田光咲、手塚真生、森田甘路、ワタナベケイスケ
村松和輝、森山米次、堺沢隆史、冨沢竜、森永徹

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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