ミス・パイロット (2013年10月期・フジ・火曜21時枠) 脚本 - 櫻井剛、池上純哉 演出 - 澤田鎌作、成田岳 プロデュース - 後藤博幸 協力プロデュース - 関口大輔、古郡真也 http://www.fujitv.co.jp/misspilot/index.html

第10話 翔べ! いざ、ファイナルミッションへ!
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晴は母が末期の病気だと知り訓練にも身が入らなくなる中、
仲間が励まし助けてもらう。隠し事はしないと千里と誓い合う
中、2013年10月1日から、晴は遅れを取り戻すべく訓練が再開
される。晴以外のP訓たちは一週間後に最終審査を行うことに
なっており、晴はその一週間後に試験だという。今後使用出来
るシミュレーター訓練も限られてくるので集中して取り組む
様促していく。
そんな中4人のP訓たちは先に合格し、更には千里もディスパッ
チャーとして現場にいち早く客の前に立つことになる。
晴としては一番大事なときだったが、突然国木田との間に距離
感を感じ始めていく。
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今回が最終話かと思って見ていたんだけど、来週が最終話の
様だ。先週いっぱいHPのトラブルだった故にドラマ視聴が遅れて
いることも有り、最終回のドラマから先に見ていこうと思って
いたのだが・・・。

流れとしてはドラマの型通りの展開。
試験を目前に控えて、一番心の支えとなってくれている母親や
教官が自分の元から離れていく感じを反骨心にして、勉強に
励みたいところだけど、それにも限界は有り、そんな流れを
仲間たちがカバーしていくというもの。

ここに来て一番大事な人が訓練生に背を向けてしまうという
ところがちょっぴり違和感は有る。
思ったほど国木田と弦太とのエピソードも盛り上がらず、晴と
弦太との共通性というものをもうちょっと盛り込んで、トラウマ
として発症する流れを見せても良かったのかも。

千里が晴のことを支えたいと思っているのに、勉強の面では
もう自分には分からないところに達していると語る辺りの流れ
が切なくも有り、一番ドラマとして良く写った点だったかも。
そして勉強面でのサポートではなく、国木田自身との関係に
千里が走り回るという役割りを見つけ出して、奔走する訳だけど、
自分の恋愛事情にもその過程で衝突してより内面的には複雑な
思いをさせられるという感じだった。

恋愛的要素はこのくらいのところで回っている方が自然で良い
のかも。この時点でどの人も愛だ恋だと主張される方が
野暮ったい。