ミス・パイロット
(2013年10月期・フジ・火曜21時枠)

脚本 - 櫻井剛、池上純哉
演出 - 澤田鎌作、成田岳
プロデュース - 後藤博幸
協力プロデュース - 関口大輔、古郡真也

http://www.fujitv.co.jp/misspilot/index.html




 

第11話 初フライトで緊急事態!衝撃の一部始終…緊迫の232分19秒全公開!
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10月25日もいよいよ晴は最終試験にも合格し、最後にOJTと
呼ばれる実践的訓練が行われる。実際の飛行機に副操縦士の
補佐として搭乗するということで、いよいよパイロットとして
の人命を預かる責任のかかる実践が行われる。
訓練初日から数えて1304日。仲間たちは、いよいよ訓練生では
無くなる為に寮からも出ることになり、かのこの作る料理を
食べることも最後だとして寂しさを覚える。みんなで集まる
機会を設けようと訴えるが、国木田からは同期の休暇スケジュ
ールが合うことは100%無いので、パイロットとして活動が
始まれば全員で会うことは出来なくなるとのことだった。
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最終話はいよいよ晴が大切にしている人たちを搭乗させて
自分の操縦で飛行機を走らせるというもの。

篠崎の最後のフライトの同行だったり、初フライトに国木田を
絡める流れやベテランパイロットの飛行前の心情なり、
「チームが無くなってもチームの一員の意味」を知らせる為の
トラブルだったりと、色々と盛り込んだ内容となった。

当然ながらパイロットになってすぐに操縦桿を握れるとは思えない
けど、アナウンスする僅かな間、一人で操縦桿を握らせるという
憎い演出によって、晴に操縦している感覚を味わせるという所
が面白く描かれていた。

最終話だけ有って、色んな物語が複雑に盛り込まれている分、
今までのドラマとは違ってものすごく面白かった。
訓練シーンではなく、寧ろ総合的に空港職員全体の物語として
描くべき物語だったのかも知れないなという感じがした。

フジテレビさんはTOKYOエアポートで航空ドラマに関する
ノウハウを培っている訳だし、その辺の絡みなんかも出して
くるとまた面白かったんだろうけどね。

恋愛話も必要以上に切れ込まずに居た点も良かった。
切なく眺めているくらいが恋愛的要素は楽しいような気がする。

全体的にどよーんとした暗さが有ったけど、晴の明るさは
チーム全員が以前にも語っていたように、上手いことチーム全体
を照らし出していたのだろうね。

手塚晴 …… 堀北真希 (就職活動中たまたま見つけたパイロットを目指す)
手塚茂雄 …… 石倉三郎 (父、居酒屋「ひばり」)
手塚よし美 …… 根岸季衣 (母、居酒屋「ひばり」)
小田千里 …… 相武紗季 (東大・秀才、パイロットを目指す)
国木田孝之助 …… 斎藤工 (パイロット機長、指導教官になる)
阿倍野すず …… 桜庭ななみ (泰治の彼女)
鈴木倫子 …… 菜々緒 (グランドスタッフ、国木田が好き)
岸井泰治 …… 間宮祥太朗 (すずの彼氏、パイロットを目指す)
小鳥翔 …… 小柳友 (小心者、パイロットを目指す)
山田一男 …… 藤井流星 (リーダー格、パイロットを目指す)
諸星麻也 …… 庄野崎謙 (金持ちのボンボン、パイロットを目指す)
三枝かのこ …… 藤澤恵麻 (独身寮「品川WEST」寮母)
篠崎一豊 …… 岩城滉一 (機長。訓練センター副センター長)

吉岡 …… 羽場裕一 (航空整備士)
矢沢 …… モロ師岡 (ディスパッチャー)
宮田 五郎 …… 鶴見辰吾 (宮田製作所社長)

小浜正寛、時任花夏、木川淳一、小松利昌、久ヶ沢徹、今里真
瀬尾智美、伊住聰志、福島孝広、江越彬紀、斎藤晃一、新居祐一

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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