なるようになるさ。
(2013年7月期・TBS・金曜22時枠)

原作 - 橋田壽賀子
企画編成 - 十二竜也
プロデューサー - 荒井光明
演出 - 吉田秋生、酒井聖博
テーマ曲 - 指田郁也「バラッド」
編成 - 高山暢比古

http://www.tbs.co.jp/naruyouninarusa/




 

第2話
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健は娘婿のような形で相手の家に入ったが為に、結果として
長島家は一人残らず家から出て行ったことになり、綾は
寂しさを紛らわせる為なのか、それとも今まで本当にやりた
かったのか、カフェレストラン開業に向けて動き出す。
夫は関与せず、特に利益も求めないので、嫌になったらいつ
でも辞めて良いと気遣ってくれる。
レストラン開店に向けて三人の住み込み従業員たちもレスト
ラン開店に向けて少しずつ動き始める。

ドラマを見ていると2008年に放映したNHKのドラマ「キャット
ストーリート
をほんのり臭わせるような感じ。

駆け込み寺で出会う仲間たちのそれぞれの問題点を、
実社会の両親とはまた別の意味での両親を持つことで、
自分のしたいことをしていき、改めて自分のやりたい事は
何か、そして人生の軌道修正を図っていく流れである。

長島綾が寄せ集まったものたちの母として凛として存在して
いるからこそ、寄せ集まったものたちも安心して居られるとい
うところだけど、綾自身も、出て行った三人の息子たちの
変わりの存在として住み込みのものたちによって心の拠り所
を求めている部分があるであろう辺りは伺えるところではある。

綾は気にするな気にするなと言葉を連呼して、周りにプレッシ
ャーをかけないようにしている感じだけど、繰り返し似たような
セリフを唱えられると逆に妙にプレッシャーを与えている様にも
感じるところは有る。

どの人物も小さなコミュニティ内で暮らす以上はそれなりに
犠牲にすべきものも有るし最低限の礼儀というものは必要だ。
陽子がちょっとそんな礼儀に対して気張りすぎている感じが
するところも気になるし、ちょっぴりどのメンバーも良い子
過ぎるところはあるのかなという感じはするけど、不快な
キャラクターは居ないので、今のところは良い感じのドラマ
にはなっている。金を稼がなくても良いとする切迫感の無さ
故に他人に優しくなれる部分は有るのだろうけどね。

長島大悟 …… 舘ひろし (夫、商社勤務)
長島綾 …… 浅野温子 (大悟の妻、レストラン開店の夢)
内田陽子 …… 志田未来 (家出人)
大竹昇 …… 安田章大 (引きこもり、病院の息子)
中津恵理 …… 紺野まひる (夫がDV、福岡から逃げて来た)
長島悟 …… 池田努 (長男)
長島美智 …… 太田在 (悟の妻)
長島至 …… 水上剣星 (次男)
長島マリ …… 石原あつ美 (至の妻)
長島健 …… 小澤亮太 (三男)
長島百合 …… 早織 (健の妻)
西木邦 …… 泉ピン子 (綾の姉、独身、料理店"にしき")

長島 空 …… 庄司龍成 (悟と美智の息子)
長島 幸 …… 曽我夏美 (悟と美智の娘)
大月 久子 …… 白石まるみ (百合の母)
大月 忠 …… 芹澤名人 (百合の父)
夏子 …… 飯沼千恵子 (料理店"にしき"のスタッフ)

大竹茂 …… 金田明夫 (昇の父、医者)
大竹元子 …… あめくみちこ (昇の母、教育ママで東大に入れた)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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