なるようになるさ。
(2013年7月期・TBS・金曜22時枠)

原作 - 橋田壽賀子
企画編成 - 十二竜也
プロデューサー - 荒井光明
演出 - 吉田秋生、酒井聖博
テーマ曲 - 指田郁也「バラッド」
編成 - 高山暢比古

http://www.tbs.co.jp/naruyouninarusa/




 

第6話
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陽子だと名乗って住み込みで働いていた女性は、実は沢木みど
りだという事が判明する。
虐めを受けていたとする女性を助ける際に身の危険を感じた
陽子は、思わず近くにあった煉瓦で相手を殴りつけた為に
傷害罪で保護観察の身となっていたのである。誰もが陽子の
言うことを信用せず、孤立する中、彼女の保護司でも有る村山
がカフェレストランを尋ねてきて、環境調査をしていく。
綾や大悟と会話した村山は、人間不信に陥っていた陽子が
再びこの場所でややり直そうとしていた事を知り、力を貸して
いく事になる。

陽子の父が長島家を尋ねてくる。
男親は仕事で家庭を顧みなかった事も有って、家族での信用を
失う状況の中、陽子を助けるべき時に父親が助けられず、
辛い思いをさせたとして、長島に説明する。
また陽子は姉と比べられることが多く、努力していたものの、
姉には成績で勝てず、孤立させてしまっていた事を知る。

前にも書いたけど、大悟の家庭でも陽子の家庭の事情と
同様の事が起きないとも限らない状況の中、妻の役割という
ものが引き合いに出された感じ。
仕事は父親、家庭や教育は母親の仕事という昭和の価値観が
根付いているものの、それぞれの役割を上手くこなすことが
出来た家庭だったからこそ、長島家では子供が大きく道を外す
事は無かったのだろう。

冒頭から出て来た三男・健の邪魔ったらしいこと。
心配する気持ちも分からないでもないけど、母親の為というより
は自分の逃げ道を確保しようとしている感じでなんとなく誠意
が感じられない。

また綾が陽子を見捨てて本当の両親の元に返した件では、
未だにその対応が正しいのかどうかよく分からなかったけど、
保護司の男性はとても良く出来た人なので、人間関係も満更
ではないという感じだね。

大悟が実の子供の事に関しては殆ど関わらずに生きてきたのに
今になって良いお父さんっぷり。自己満足感に溢れているけど
本当の息子たちが見ればあんまりいい顔はしないのは明か
だろうね。

長島大悟 …… 舘ひろし (夫、商社勤務)
長島綾 …… 浅野温子 (大悟の妻、レストラン開店の夢)
内田陽子 …… 志田未来 (家出人、沢木みどり)
大竹昇 …… 安田章大 (引きこもり、病院の息子)
中津恵理 …… 紺野まひる (夫がDV、福岡から逃げて来た)
長島悟 …… 池田努 (長男)
長島美智 …… 太田在 (悟の妻)
長島至 …… 水上剣星 (次男)
長島マリ …… 石原あつ美 (至の妻)
長島健 …… 小澤亮太 (三男)
長島百合 …… 早織 (健の妻)
西木邦 …… 泉ピン子 (綾の姉、独身、料理店"にしき")

長島 空 …… 庄司龍成 (悟と美智の息子)
長島 幸 …… 曽我夏美 (悟と美智の娘)
大月 久子 …… 白石まるみ (百合の母)
大月 忠 …… 芹澤名人 (百合の父)
夏子 …… 飯沼千恵子 (料理店"にしき"のスタッフ)
中津誠 …… 大西利空 (息子)
中津正夫 …… ?? (父親、暴力夫??)

大竹茂 …… 金田明夫 (昇の父、医者)
大竹元子 …… あめくみちこ (昇の母、教育ママで東大に入れた)
小田由美子 …… 黒坂真美 (恵理の親友)
警察官 …… 宮下裕治

沢木克子 …… 有森也実 (母)
村山 …… 志賀廣太郎 (保護司)
沢木あかね …… 黒澤はるか (長女、大学生)
沢木仁 …… 川村悠椰 (長男)

沢木 …… 野村宏伸 (陽子の父)
中山 …… デビット伊東 (友映堂)

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