なるようになるさ。
(2013年7月期・TBS・金曜22時枠)

原作 - 橋田壽賀子
企画編成 - 十二竜也
プロデューサー - 荒井光明
演出 - 吉田秋生、酒井聖博
テーマ曲 - 指田郁也「バラッド」
編成 - 高山暢比古

http://www.tbs.co.jp/naruyouninarusa/




 

第7話
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カフェレストランではいよいよ利益が出始めて、従業員にも
金一封を出せるまでに至る。これも献身的に働いてくれる
スタッフたちのお陰だが、そんなスタッフに甘えてばかりも
居られず、特に昇と陽子に関しては一日でも早く家から
独立させるべきではないかという大悟。綾もそれに同意
しつつもこの家に居る限りは居心地の良い場所を提供したい
事を告げ、将来に関しても急ぐ必要はないと考えるが・・

作りとしては丁寧だけど、相変わらず台詞回しが非常にくどく
どの人物も、前提を語ってから核心を語るという台詞の
癖が有るので、何度も聞いた台詞を繰り返し聞かされている
居る感覚ばかりが残る。
相手のことを理解しようとする優しさに包まれているドラマ
ではあるので、そんな台詞を聞いても気遣いをしていること
は分かるけど、あまりくどくなりすぎると、逆に人間が出来過ぎ
ていて事情は違えど、同じタイプの人間ばかりという印象が
できあがってしまう。

綾はこの空間に留まり守る立場の人間だとしたら、大悟は
本当にもの凄い行動派だ。
綾は自分もやりたいようにやらせてもらっている事から
大悟のしていることにも反対はしないのだろうけど、
自分の子供たちには何一つしてこなかったのに、他人の子
にばかり世話を焼いている姿を見て、複雑な思いはしないの
だろうか?

誰にでもセカンドチャンスはあるという事を示唆している
ように、大悟・綾にしても、従業員にしても、一貫して
この店を癒しの場として利用し、うまく巣立っていくであろう
事は伺える。
このドラマ、長期化させることも可能で、色んな事情を
抱えた人を入れ替わり立ち替わり住み込みさせれば色んな
味が出せるのかな。

今時の外食産業を見ると、ホントボランティアレベルの
値段って感じがする。TPP締結で外国産の食材が自由化される
と更に安くなったりするのかな。

長島大悟 …… 舘ひろし (夫、商社勤務)
長島綾 …… 浅野温子 (大悟の妻、レストラン開店の夢)
内田陽子 …… 志田未来 (家出人、沢木みどり)
大竹昇 …… 安田章大 (引きこもり、病院の息子)
中津恵理 …… 紺野まひる (夫がDV、福岡から逃げて来た)
長島悟 …… 池田努 (長男)
長島美智 …… 太田在 (悟の妻)
長島至 …… 水上剣星 (次男)
長島マリ …… 石原あつ美 (至の妻)
長島健 …… 小澤亮太 (三男)
長島百合 …… 早織 (健の妻)
西木邦 …… 泉ピン子 (綾の姉、独身、料理店"にしき")

長島 空 …… 庄司龍成 (悟と美智の息子)
長島 幸 …… 曽我夏美 (悟と美智の娘)
大月 久子 …… 白石まるみ (百合の母)
大月 忠 …… 芹澤名人 (百合の父)
夏子 …… 飯沼千恵子 (料理店"にしき"のスタッフ)
中津誠 …… 大西利空 (息子)
中津正夫 …… ?? (父親、暴力夫??)

大竹茂 …… 金田明夫 (昇の父、医者)
大竹元子 …… あめくみちこ (昇の母、教育ママで東大に入れた)
小田由美子 …… 黒坂真美 (恵理の親友)
警察官 …… 宮下裕治

沢木克子 …… 有森也実 (母)
村山 …… 志賀廣太郎 (保護司)
沢木あかね …… 黒澤はるか (長女、大学生)
沢木仁 …… 川村悠椰 (長男)
沢木 …… 野村宏伸 (陽子の父)
中山 …… デビット伊東 (友映堂)

清原 …… 山口翔悟 (陽子の高校時代の担任)
並木 …… 窪園純一 (教頭)
大木福 …… 坂口湧久 (9歳、第二小学校)
大木夢 …… 奥田いろは (7歳、第二小学校)
道子 …… 優希彩 (演劇部)
カフェレストラン常連三人組 …… 花村怜美、山田真由子、秋元紗織

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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