なるようになるさ。 (2013年7月期・TBS・金曜22時枠) 原作 - 橋田壽賀子 企画編成 - 十二竜也 プロデューサー - 荒井光明 演出 - 吉田秋生、酒井聖博 テーマ曲 - 指田郁也「バラッド」 編成 - 高山暢比古 http://www.tbs.co.jp/naruyouninarusa/

第9話
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

大阪に住む悟の妻・美智が胆石の内視鏡除去手術の為に入院
した為に、妻が不在の間孫の面倒を見て欲しいと頼まれた
綾。店が開店したばかりで信用を落とすことにもなりかね
ないので行けないと断ろうとするが大悟は、自分が不在の
間、店の料理人をするので行くべき事を告げる。
綾は久しぶりに会う孫たちに喜ぶものの、孫は綾のやること
全てを美智の母と比較して語る姿に違和感を覚えていく。

いくら子育ては親が仕切るべき事とはいえ、祖父母の介入する
機会がまるで与えられず、便利屋程度にしか思われていない
ところが悲しい流れだった。

悟の態度には憤るものが有るし、現代の風潮という名目を得て
嫁方の非常式な態度を見ていると、綾が店にこだわりたくなる
理由も分かる。

ただ元々は大悟が仕事人間で家庭に関わることがなかったという
ことが子供の性格に影響しているところも有るのかなと思うと
そう責められるものではないのかなと思うところもあり
この辺はまだまだよく分からないけど、甘やかせすぎな長男家族
は確実に今後子供たち自身が困難な問題をおかしていきそうだ。

本来ならば綾は店を開くという事よりも、寧ろ孫や息子の家庭
に関わりたかったであろう気持ちも見て取れるし、赤の他人
だからこそ、気を遣い合って良い感じの関係性を築き上げられて
いるというのも分かる。

東京人は人間関係が冷たい、大阪人は人間関係に厚いような
ことが言われるけど、ここでは真逆の展開が行われている感じ。

滅多に会わない訳だし、少しくらい顔を見せて挨拶しても
良いのにね。完全に悟って飼い慣らされていて、婿養子状態だね。