Oh,My Dad!! (2013年7月期・フジ・木曜22時枠) 脚本 - 安達奈緒子 音楽 - 吉俣良 プロデュース - 増本淳 演出 - 河野圭太、葉山裕記、加藤裕将 主題歌 - GReeeeN「愛し君へ」 http://www.fujitv.co.jp/ohmydad/index.html

第10話 もう一度やり直したい…運命の最終決戦
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元一は光太と約束した週末に仕事が入って会いにいけなく
なってしまい、息子が寂しがっている事を知って急遽会いに
いく。元一と光太が楽しそうに笑って遊んでいる姿を見て
紗世子は改めて母親だけでは子育ては難しいのかと思って
いく。一方週末を光太と過ごした元一は、紗世子からの優しさ
を改めて感じ、今まで無責任な行動を取っていたことを反省。
そんな謙虚な姿を見て紗世子もまた彼を見直していく。
元一はインターンシップを経て正社員になったら改めて
ヨリを戻すことを考えるが・・・

夢と現実・子育て・家庭ということを秤に掛けた展開も
いよいよ終盤。夢を優先すべきなのか家庭を優先すべきなのか
それとも仕事を取るべきなのかに関して、人それぞれに思いの
丈は違うだろうけど、共通するのは責任ということの重さ
だというものだった。

子供によって振り回されたドラマだったけど、ある意味では
予想出来うる障害ばかりだったのかな。

元一が努力したことは認めるし、研究者としての能力を使わずとも
人とは違った感覚・アイディアを持って仕事を率いることが
出来る能力があるということは示すことが出来たけど、
方向転換してすぐに結果が出るというのは、ちょっとできすぎ
なので、今回のような展開が現実的なものだったのかなという
感じ。ただそれでもこれまでには同情の余地がなかなかしづらい
元一というキャラクターに、今では十分に感情移入できるほど
のキャラクターに成長しているところがある。

紗世子との関係が駄目でも美月との関係があると思わせる部分
も有るけど、子供がいるという現実的なことを考えれば、美月と
結ばれるという流れはまずないのかなって所がちょっと残念かも。

ラストはまた夢に賭けるような展開になってしまうのか。
挫折しても立ち上がることが必要だけど、研究に関しては別段
これまでと変わったものがないので、これで成功しても正直
流れとしては嘘くさいんだよね。現実的には社長は使えないと
したけど、川辺辺りがこの部署に引き入れてくれるのかなと
思って見ていたんだけどね。