おトメさん
(2013年1月期・テレ朝・木曜21時枠)

ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:山田兼司、清水真由美
演出:本橋圭太、星野和成
脚本:井上由美子

http://www.tv-asahi.co.jp/otomesan/





第3話 嫁が宣戦布告!大乱闘の夜…
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麻子は李里香が結婚前にウェイトレスではなくキャバ嬢である
事を知りそれを問い詰めると、李里香は開き直り、義母さんにも
隠し事がないのかと逆に問う。麻子は25年の結婚生活で色々と
問題が有ったが、その都度打ち解け合い隠し事などしないのが
夫婦だとして、麻子と李里香の中の常識の違いを指摘していく。

麻子が懸念しているほど李里香は悪い人物ではないという事で
麻子がひたすら一人で空回りしている展開だった。
正直、李里香がシングルマザーの下で育ったとする境遇自体も
ウソだと思っていたので、生活のために体裁を保つどころでは
無かったとする李里香の主張に部が有るのだけど、やはり視点
は母親から見た息子の嫁ということなので、これだけ不利な
状況に於いても李里香の事を疑いの目で見てしまう自分が居る。

どちらの常識がより視聴者の共感を得られるのか。
ジェネレーションのギャップが色んな面に於いてその思いを二分
していきそうな内容だし、常識外れと世間知らずの関係が、
嫁と姑の間で面白いネジレの関係として存在している感じは
してくる。

水商売で働いていたから常識外れとは一概には言えず、寧ろ
清く正しく暮らしてきたと自負する女性の方が狭い世界の中で
過ごしてきたであろう世間知らずな姿にちょっぴり皮肉さも
感じてドラマが計算高く上手く出来ているなと思う。

水商売という接客業に触れていた分、周り近所を取り込む術を
身につけていそうだし、人当たりも良さそうな感じもするしね。

男性陣が避難場所としてカフェに居場所を求めていたり、三人
で愚痴を言い合っているところは、昔の田村正和さんのドラマ
を見ているかのようだ。男って家庭の事では無力だね。

水沢麻子 …… 黒木瞳 (50歳。主婦)
水沢李里香 …… 相武紗季 (26歳、水沢家の嫁。)
水沢博行 …… 石田純一 (55歳、麻子の夫。映画会社の宣伝部長)
水沢優太 …… 郭智博 (24歳、麻子と博行の一人息子で、李里香の夫)
呉竹次郎 …… 大地康雄 (57歳、警視庁捜査一課の刑事。)
梶原美由紀 …… 鈴木砂羽 (43歳、スーパーで働くパート主婦)
梶原うめの …… 冨士眞奈美 (美由紀の姑)
梶原卓 …… 大浦龍宇一 (美由紀の夫)
梶原正樹 …… 巨勢竜也 (息子)
梶原春海 …… 石井心愛 (娘)
一条真哉 …… 神保悟志 (映画配給会社)
早瀬まるみ …… 臼田あさ美 (映画配給会社)
東野誠 …… 津村知与支 (映画配給会社)
北村満智子 …… 奈美悦子 ("キリマンジャロピクチャーズ"博行の上
司)
水沢正江 …… 高田敏江 (麻子の姑、二年前に他界)
林真彦 …… 片岡信和 (駒込東署の刑事)
海野聖子 …… 富永沙織 (近所の住民)
福本幸介 …… 市川勇 (55歳、東京都庁勤務、行方不明に)
大竹寿志 …… 村上大樹 (優太の上司)
川村のりえ …… 逢沢りな (カフェ店員)

キャバ嬢 …… 池田愛、志保、入矢麻衣

大久保運、石津康彦、鯨エマ、田村隆、五十嵐空、金子彩奈

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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