おトメさん
(2013年1月期・テレ朝・木曜21時枠)

ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:山田兼司、清水真由美
演出:本橋圭太、星野和成
脚本:井上由美子

http://www.tv-asahi.co.jp/otomesan/





第5話 ヨメの男遍歴…証拠が揃った
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優太の事を気にするがあまり口出ししすぎるとして、母は水沢
家の男性陣から不要なものの存在のように扱われ、それを知った
麻子は家を出て行くことにする。しかし実際飛び出したものの
実家に居場所は無く、夜の町を彷徨う中で、麻子は李里香の
荷物の中から失踪している近所の公務員の男性の名刺が出て来た
事を思いだし、刑事にそれを知らせに行くが・・・

どうしても家庭を扱っているドラマなので金曜日のTBSのドラマ
と比べてしまうモノが有るけど、実際に事件が起きてしまった
TBSに比べると、このドラマでは実際に何かが起きている様で実際
には起きていないパターンなのだろうなと思いつつ、視聴者も
それに無理矢理付き合わされている感じの内容である。

黒木瞳さんと鈴木京香さんのどちらがウザイのかを見比べて
楽しめる人には楽しめるだろうし、この二人もすっかりと
子育てが一段落したくらいの年齢の役が似合ってしまっている
所が時の流れを感じさせるところ。

麻子が懸念している李里香の行動の意図だけど、これだけ麻子が
うざったらしく動き回っていると、実際に李里香が何かをして
いたとしても、その結論に至る前に麻子に対する感情は皆無な
モノが出て来てしまい、麻子が家族に対して"ほら見た事か"と
したり顔をする以前に嫌悪感が生まれてしまうものが有る。

このドラマの水沢家はどの人物も正直嫌悪感ばかりが目立ち
誰にも感情移入のしどころが無く、見ているだけで不快にさせて
しまうとするならば本末転倒である。刑事も微妙に気味が悪いし。

サキとこのドラマは初回の印象は良かったのだけど、
確実に右肩下がりでドラマがつまらなくなっていて残念。

水沢麻子 …… 黒木瞳 (50歳。主婦)
水沢李里香 …… 相武紗季 (26歳、水沢家の嫁。)
水沢博行 …… 石田純一 (55歳、麻子の夫。映画会社の宣伝部長)
水沢優太 …… 郭智博 (24歳、麻子と博行の一人息子で、李里香の夫)
呉竹次郎 …… 大地康雄 (57歳、警視庁捜査一課の刑事。)
梶原美由紀 …… 鈴木砂羽 (43歳、スーパーで働くパート主婦)
梶原うめの …… 冨士眞奈美 (美由紀の姑)
梶原卓 …… 大浦龍宇一 (美由紀の夫)
梶原正樹 …… 巨勢竜也 (息子)
梶原春海 …… 石井心愛 (娘)
一条真哉 …… 神保悟志 (映画配給会社)
早瀬まるみ …… 臼田あさ美 (映画配給会社)
東野誠 …… 津村知与支 (映画配給会社)
北村満智子 …… 奈美悦子 ("キリマンジャロピクチャーズ"博行の上
司)
水沢正江 …… 高田敏江 (麻子の姑、二年前に他界)
林真彦 …… 片岡信和 (駒込東署の刑事)
海野聖子 …… 富永沙織 (近所の住民)
福本幸介 …… 市川勇 (55歳、東京都庁勤務、行方不明に)
大竹寿志 …… 村上大樹 (優太の上司)
川村のりえ …… 逢沢りな (カフェ店員)
倉島岳彦 …… 渋川清彦 (元キャバクラのボーイ、飲食店経営)
玉井肇 …… 入江雅人 (ポスターデザイン・玉井事務所社長)

ヘイデル龍生

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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