おトメさん
(2013年1月期・テレ朝・木曜21時枠)

ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:山田兼司、清水真由美
演出:本橋圭太、星野和成
脚本:井上由美子

http://www.tv-asahi.co.jp/otomesan/





第6話 もう私のもの…嫁の勝利宣言
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麻子と博行は銀婚式の日が近づき改めて夫婦関係を再認識する
かに思えたが、麻子が李里香の私物の中に100万円もするバッグ
や失踪した都庁の職員・福本の名刺が有った事を話す。
博行にそれを見せようとした所、部屋から無くなっている事を
知り、夫からの信用を失う麻子。
李里香は自分から潔白を証明する為に警察に赴き、そして姑で
有る麻子に海を見に行かないか?と誘う。

とりあえず展開を一度リセットした感じの今回のドラマ。
スタートラインに立たせて一からやり直す機会を与えて、
それを踏まえて再び一から関係を構築していくのかどうかを精査
していくもの。

悪い性格だと思う人物の中にも人間性が見られるという展開で、
流れとしてはやはり、何か有りそうで無さそうな日常生活を
ドラマとしてピックアップした感じの内容である。

家庭の母としての常識が社会常識からはかけ外れているところが
このドラマの肝にもなっているのだろうし、恐らく麻子の行動
が非常識に見えたとしても、家族の為を思う行動ならば許して
挙げて欲しいとする所を行ったり来たりしているのだろう。

李里香の行動は敵にある程度手の内を見せて安心させ様とする
意図が有るのではないかと思う所も有るし、なかなか麻子と
同様に信用に値するものが有るのかどうか難しいところに有る。

展開自体はちょっぴり安っぽいサスペンスドラマを皮肉っている
と思えば、それなりに見所やツッコミ処も存在していて面白い
といえば面白いのかな。

どの家庭でも嫁と姑はこれくらいの不信感を感じ合っているくらい
が普通なのかもしれないが、まだまだ女の城である台所を
譲るわけにはいかんという所なのかな。

水沢麻子 …… 黒木瞳 (50歳。主婦)
水沢李里香 …… 相武紗季 (26歳、水沢家の嫁。)
水沢博行 …… 石田純一 (55歳、麻子の夫。映画会社の宣伝部長)
水沢優太 …… 郭智博 (24歳、麻子と博行の一人息子で、李里香の夫)
呉竹次郎 …… 大地康雄 (57歳、警視庁捜査一課の刑事。)
梶原美由紀 …… 鈴木砂羽 (43歳、スーパーで働くパート主婦)
梶原うめの …… 冨士眞奈美 (美由紀の姑)
梶原卓 …… 大浦龍宇一 (美由紀の夫)
梶原正樹 …… 巨勢竜也 (息子)
梶原春海 …… 石井心愛 (娘)
一条真哉 …… 神保悟志 (映画配給会社)
早瀬まるみ …… 臼田あさ美 (映画配給会社)
東野誠 …… 津村知与支 (映画配給会社)
北村満智子 …… 奈美悦子 ("キリマンジャロピクチャーズ"博行の上
司)
水沢正江 …… 高田敏江 (麻子の姑、二年前に他界)
林真彦 …… 片岡信和 (駒込東署の刑事)
海野聖子 …… 富永沙織 (近所の住民)
福本幸介 …… 市川勇 (55歳、東京都庁勤務、行方不明に)
大竹寿志 …… 村上大樹 (優太の上司)
川村のりえ …… 逢沢りな (カフェ店員)
倉島岳彦 …… 渋川清彦 (元キャバクラのボーイ、飲食店経営)
玉井肇 …… 入江雅人 (ポスターデザイン・玉井事務所社長)

辻しのぶ、戸沢祐介、木川淳一、平瀬美紀、相馬絵美
馬場玲乃、鹿谷恭平、高江俊恵

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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