おトメさん
(2013年1月期・テレ朝・木曜21時枠)

ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:山田兼司、清水真由美
演出:本橋圭太、星野和成
脚本:井上由美子

http://www.tv-asahi.co.jp/otomesan/





第7話 うちの嫁を逮捕しないで!!
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奥多摩の旅館に潜伏していたと思われる福本の携帯電話が
旅館近くで落ちているのが発見される。携帯電話には血痕が
付着しており、携帯には六本木キャバ嬢"カオリ"に送信しよう
としていたであろう文章が残されており、そこにはカオリと
遭おうとしていた事が発覚する。李里香の源氏名がカオリだっ
たという事から、警察は益々彼女への疑いを強めていく。

麻子と李里香の間でちょっぴり信頼感が生まれる中で、逆に
隣近所との関係は最悪な状況を迎える。
そんな中、梶原家は利害が一致して、嫁姑の関係が急速に回復
していく。

信頼感は利害が一致するところから生まれるのか否か。

家族を守るとする行動から麻子と李里香の間で急速に距離が
縮まったし、梶原家とは何でも話し合える関係を築いてきた
ものの、ここに来て足並みが崩れていく様は、人間関係を
築くのが如何に難しいのか。そして感情によって人間関係が
左右されてしまうという所が面白く描かれていた。

携帯電話に血痕が付着していたとするけど、このドラマに於いて
人が死んでいるという事は無いので、今のところあんまり恐怖
を感じない。血の付いた福本のアイテムというのはもっと初期の
頃に提示しても良かったのではないかという感じがする。

李里香に視線を集中させることでミスディレクションを起こさせて
いるのではないかという感じに見えるのが、優太の中の張り詰め
られた思いというのがここに来て大きく膨れ始めていることなの
かな。

最終話までは解決しないと思うので、このまんまの状況が
延々と描かれていきそうだ。
一千万円は単なる貢ぎ物だったのか。
それとも別の意図が有って受け渡しが行われたのか気になるかな。
そして血痕が誰のものなのか。

水沢麻子 …… 黒木瞳 (50歳。主婦)
水沢李里香 …… 相武紗季 (26歳、水沢家の嫁。)
水沢博行 …… 石田純一 (55歳、麻子の夫。映画会社の宣伝部長)
水沢優太 …… 郭智博 (24歳、麻子と博行の一人息子で、李里香の夫)
呉竹次郎 …… 大地康雄 (57歳、警視庁捜査一課の刑事。)
梶原美由紀 …… 鈴木砂羽 (43歳、スーパーで働くパート主婦)
梶原うめの …… 冨士眞奈美 (美由紀の姑)
梶原卓 …… 大浦龍宇一 (美由紀の夫)
梶原正樹 …… 巨勢竜也 (息子)
梶原春海 …… 石井心愛 (娘)
一条真哉 …… 神保悟志 (映画配給会社)
早瀬まるみ …… 臼田あさ美 (映画配給会社)
東野誠 …… 津村知与支 (映画配給会社)
北村満智子 …… 奈美悦子 ("キリマンジャロピクチャーズ"博行の上
司)
水沢正江 …… 高田敏江 (麻子の姑、二年前に他界)
林真彦 …… 片岡信和 (駒込東署の刑事)
海野聖子 …… 富永沙織 (近所の住民)
福本幸介 …… 市川勇 (55歳、東京都庁勤務、行方不明に)
大竹寿志 …… 村上大樹 (優太の上司)
川村のりえ …… 逢沢りな (カフェ店員)
倉島岳彦 …… 渋川清彦 (元キャバクラのボーイ、飲食店経営)
玉井肇 …… 入江雅人 (ポスターデザイン・玉井事務所社長)

大久保運、清川八雲、ちょーすけ、泊帝、春日亀千尋

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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