おトメさん (2013年1月期・テレ朝・木曜21時枠) ゼネラルプロデューサー:黒田徹也 プロデューサー:山田兼司、清水真由美 演出:本橋圭太、星野和成 脚本:井上由美子 http://www.tv-asahi.co.jp/otomesan/

第8話 姑を殺しました
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警察は都庁職員の横領の実態が徐々に判明していき、2億円
以上の金が無くなっている事が判明する。そしてその方法も
防災対策の下水工事を架空にデッチあけて裏金としてプール
していた金である事が判明する。その金を追跡していく
事になるが・・・

今まで散々引っ張り通してきた福本が絡んでくるということで
興味深さは有ったモノの、刃物を使った現場でのやりとりは
殆ど緊迫感も無かったし、福本の動機はあまりに稚拙で、
まさにはた迷惑なものが有って、完全にコメディの枠で全てを
取り扱ってしまった感じ。

ただそんな生死を左右する窮地の中、嫁と姑の本音というものを
引き出すのが目的だろうし、とりあえず李里香に対する嫌疑を
全て晴らしていくという事で、今回最終回でも良かったのでは
無いかという所も有った。

何と言っても今回は呉竹次郎が李里香の父親では無いかと臭わせる
展開で、それが判明するサプライズ感も有って、交渉の場面に
置いてはそれなりのドラマ性が有って盛り上がったかなと思う。

隣人がいつもの麻子とは違うという事に気がついていくところや
バラのトゲに対する謎かけ的展開は少々周りくどい伝え方だった。
小説なと活字として見ているとこういうシグナルが面白さを生むの
だけど流石にこういうドラマの中で見ると強引に見えるな。