斉藤さん2 (2013年7月期・日テレ・土曜21時枠) 原作 - 小田ゆうあ 脚本 - 土田英生 演出 - 久保田充、吉野洋、岩本仁志 統括 - 神蔵克 チーフプロデューサー - 大平太 プロデューサー - 福井雄太、西憲彦、難波利昭、佐藤毅 音楽 - 池頼広 主題歌 - 浦江アキコ「季節の中で」 http://www.ntv.co.jp/saito-san2/

第1話 正義の迷惑ヒロイン！新たな街で大暴れ
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斉藤さんは夫婦で海外赴任して来たが、この度父親が赴任すると
いう土地に先行して引っ越ししてくる。真野たちと過ごした
東京郊外の土地から約3時間の場所・大鷹だった。
引っ越して早々に、早くも斉藤さんが前の土地でけんかっ早い
人物だったという情報が出回る中で、この土地の小学4年生の
間では、玉井を中心として保護者会の構図がある事を知る。
その中でも一番若い山内摩耶は、なんとかご機嫌を取ろうとし
て、色々とご機嫌とりに奔走する姿が有った。

前回は子供が幼稚園だという設定だったが、今回は小学4年生。
子供を見守る保護者達の人間関係の苦労というものを知る
ドラマだけど、年齢が変わろうとも土地が変わろうとも同じ
ようなカースト制度が存在していて、あんまり代わり映えが
しないところが有る。
特にあの高校生の設定は本当に必要なのか?という感じで、
ショッピングモールで妙に粋がっている姿を見ると恥ずかしさ
爆発だけど、あの中に一人子供を持つ子が居るようなので
年齢差の有る付き合いを通して、色々と学んでいくという
ことも有るのだろうか。

斉藤さんが既にどんなスタンスなのか分かっている分、安心
して見ていられるドラマだけど、前作のエピソード構成、
キャラクターの配置などは代わり映えがしないのも確かで
マンネリ化を感じるのも事実。

斉藤さんがこの街に溶け込んでいく過程の中で、どんな順番
で人との信頼関係を結んでいくのかもそれなりに想像出来る
ものが有るしね。

今回は子供たちには子供達の世界があるということで、親は
子供の変化に敏感だけど、実際には敏感過ぎて本質はまるで
見ようとしていないという事が描かれた。斉藤さんが子供
たちから慕われていくことで、周りの保護者たちに対して
示唆する面が多そうだ。