斉藤さん2 (2013年7月期・日テレ・土曜21時枠) 原作 - 小田ゆうあ 脚本 - 土田英生 演出 - 久保田充、吉野洋、岩本仁志 統括 - 神蔵克 チーフプロデューサー - 大平太 プロデューサー - 福井雄太、西憲彦、難波利昭、佐藤毅 音楽 - 池頼広 主題歌 - 浦江アキコ「季節の中で」 http://www.ntv.co.jp/saito-san2/

第6話 イジメ編完結。息子の涙。斉藤ＶＳ玉井
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斉藤さんは息子の潤一が虐められて深く傷ついている事を
知るが、自分が介入することなく、ただ息子の話を黙って
聞き、息子が大好きなおはぎを作る他無かった。
その間にもどんどん虐めはエスカレートしていく中、
摩耶たちも異変に気がつき始める。潤一が虐めの主犯格で
ある大和と直接話をすると聞いて、斉藤と摩耶は影ながら
応援するが・・・

子供たちの残酷ないじめの背景には、大人達のいざこざの
事情が含まれているという事で、子供は親の背中を見て育つ
ものだし、そして親を喜ばせたい、悲しませたくないとする
気持ちを持っているものだなという事で、虐めをした子供に
罪はないとする主張で丸め込んだ感じ。

当事者の保護者ではなく摩耶を使ったところはうまく出来て
いたと思うし、玉井がしている大人の虐めの事実がみんな
の目の前で暴露される事で、立場を無くしたという感じだった
けど、斉藤も一気に今までの玉井の権力を押し殺すような
真似をするわけではなく、例え嫌いであっても共同で作業は
出来るとばかりにパーティとキャンプを強引に混ぜあげてしま
った。正直、パーティとキャンプをつなげるというアイディア
がまたゲンナリするものが有り、センスのなさを感じるところ
だけど、取りあえず玉井に一泡吹かせたという面では、それ
なりに機能していたのかなという感じ。

一人で対決することなく、斉藤にも仲間が居るという事を
実感した上で、問題を処理していった感じだ。