サキ
(2013年1月期・フジテレビ・火曜22時枠)

脚本:渡辺千穂
演出:今井和久
プロデュース:豊福陽子、遠田孝一、浅井千端
主題歌:主題歌「Catch Me -If you wanna-」東方神起

http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2012/i/121130-i155.html





第11話 ついに今夜完結!明かされる復讐の真相と、悪女の最後
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5人の男によって母親は殺害されたと宣言したサキは明確に
挑発・復讐の姿勢を見せる中、理事長・須藤の家庭もまた
サキによって崩壊され、崩壊された繁之は自宅に火をつける。
なんとか隼人の機転によって助ける事が出来た。
一方2007年2月28日の隼人の母・明美が街で倒れて亡くなった
日に、これまでサキの手によって被害の有った中川、本田
野村、繁之の足取りを調べていくとある共通性が有る事が
分かる。

ようやく最終話。
特にサプライズ的展開はなく、誰もが想定していたように、
救急車で運ばれる際にどんな形で5人の男性が邪魔をしたのかが
描かれた感じ。

中川が自殺する際に、サキはいずれ自分も・・・みたいな
言葉を口にしていたけど、完全にスルー。それよりも気になる
のは中川のスイッチは結局なんだったんだろうかということだ
ったけどね。
自分は妊娠して幸せに暮らしましたとさみたいな、都合の良い形
で終息を迎えるというなんとも消化不良なオチが用意されたが、
この女性の考えもよく分からないので、妊娠自体も本当の事かは
分からない。評判が良ければ続編なりスペシャル版を作ろうと
して余韻を残したのかも知れないが、なんとも後味の悪さばかり
が残った。

結局隼人は5人目に換算されていたのか。
それとも須藤家の二名が数に入っていたのか・・・なんて事は
どうでも良いことに感じてしまう所が残念。

誰かの犠牲の下で幸せがあるというサキの主張も強引過ぎて
理解できる所もまるで無し。
恨むならば母親の死の直前まで姉がいた事を知らなかった弟では
なく、それこそ両親に向けられるべきものだろうけどね。

ダイヤモンドリリーの花言葉よりも、寧ろ新田家の幸せ生活の
中に有った、サキの影みたいなものを描いて欲しかったかも。

サキのスイッチが入ったのは母親が死の直前に語った"隼人"と
いう言葉だったという事で。

網浜サキ …… 仲間由紀恵 (病院の小児科で、看護師)
新田隼人 …… 三浦翔平 (大手雑誌社の記者)
濱田直美 …… 内田有紀 (大手雑誌社勤務。隼人の上司)
須藤和繁 …… 庄野崎謙 (ワインショップで働いていてる)
野中百合香 …… 黒川芽以 (隼人の彼女。OL。明るくて、しっかり)
良太 …… 鎌苅健太 (サキの働く病院の看護師)
野村康介 …… 萩原聖人 (人権派弁護士。浦ヶ浜法律事務所)
岩城利也 …… 石黒英雄 (大手雑誌社勤務。隼人の同僚。)
須藤繁之 …… 高嶋政伸 (サキの勤める病院の理事長)

堀江 …… 滝沢涼子 (サキの先輩看護師)
中川肇 …… 姜暢雄 (31歳、株式会社ITゲート代表取締役社長)
依里 …… やない由紀 (看護師)
新田明美 …… 朝加真由美 (新田の母、6年前死亡)
新田正彦 …… 加門良 (会社が傾き、サキを捨てる)
須藤恵 …… 富田靖子 (理事長の妻)
本田典史 …… 岡田義徳 (32歳、日整空調管理空調整備員)

小島愛、岡野友信、篠原剛、今野ゆか、立石由衣、藤澤オリエ
下塚恭平、高橋謙美、高村岳、横山賢太郎

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