書店員ミチルの身の上話
(2013年1月期・NHK・火曜22時枠)

原作 - 佐藤正午『身の上話』
脚本・演出・プロデュ―ス - 合津直枝
音楽 - 梅林茂
主題歌 - U-Kiss「Alone」

http://www.nhk.or.jp/drama/michiru/





第1話 平凡な女
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ミチルは宝クジが当たったかどうか売り場にクジを持っていく
となんと1当2億円が当たったと言われる。

幼少期、教会でミチルは母と共に神の前で手を合わせて祈って
いた。「この子を悪の道からお守り下さい。幸せになります
ように・・」

ミチルは幼い時に母を亡くしたこと意外は何も無い平凡な女性
だった。
長崎の学校を卒業し、就職し、生まれ故郷を出ることもなく
一生を終えるような人生かと思われた。25歳の夏までは・・。

広林堂書店で働くミチルは、同僚の初山春子、単行本担当者で
通称タテブーと呼ばれる立石武子、そして店長代理の沢田早苗
で仕事をこなしていた。
ミチルがお釣りの金を間違えているのを見た同僚の初山は、
ミチルの誕生日にプロポーズされることを考えていたのでしょ
と言われる。彼女には上林宝飾店の跡取り息子・上林久太郎と
の結婚が決まっていたのである。
仕事を終えると外には幼なじみで東京の大学に通う竹井輝夫が
帰郷していてミチルの誕生日を覚えて居てプレゼントを持って
来てくれる。しかしミチルはこれからデートなのでプレゼント
は家の方にもっていって欲しいと頼む。
ファミリーレストランで彼氏の上林久太郎と逢うミチルは彼から
誕生日のプレゼントをもらう。そこには漆塗りの金箔の釣り竿
が入って居た。指輪を期待したのだが・・
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ミチルは長崎に住むごく平凡な女性。
結婚を間近に控える中、そんな彼女にも宝クジを買ったことで
平凡ではない人生が足音を立てて近づいて来ていた。

取りあえず現状を描いただけなのでなんとも言えないけど、
平凡だとしながらも不倫・浮気していることが平凡な日常なのか
という感じもするし、一度も出身地を出たことがないとしながらも
何故そうも大胆に東京への飛行機に乗ることが出来たのかが
謎だ。
しかし恋はそんな自分の中のリミッターを外す役目を果たして
しまうところがあるのだろうね。

取りあえずは宝クジの流れによって人生ががらりと変わりそうな
感じがするので、金という魔力がどう人間関係を変えてしまう
のか。

かつて実際に有った出来事をドラマ化した「ロト6で3億2千万円当
てた男の悲劇」なんて例もあるし、どう人生が変わっていくのか。


古川ミチル …… 戸田恵梨香 (広林堂書店で働く書店員)
竹井輝夫 …… 高良健吾 (ミチルより2歳年下の幼馴染)
上林久太郎 …… 柄本佑 (ミチルの彼氏。上林宝飾店)
初山春子 …… 安藤サクラ (広林堂書店、同僚)
古川千秋 …… 波瑠 (ミチルの妹。美容専門学校)
豊増一樹 …… 新井浩文 (ミチルの不倫相手。光潤社書籍販売部主任)
立石武子 …… 濱田マリ (広林堂書店・単行本担当者・タテブー)
沢田早苗 …… 浅田美代子 (広林堂書店、上司。店長代理)
古川継徳 …… 平田満 (父・釣り船店ふるかわ丸)
ミチルの夫/語り …… 大森南朋 (バスの運転手)

幼少期のミチル …… 堰沢結衣
古川 志摩子 …… 滝沢涼子 (ミチルの義母)
ミチルの実母 …… 鍵本景子
宝くじ売り場の女(長崎) …… 大島蓉子
宝くじ売り場の女(東京) …… 田島令子

福田らん、村上航、中村啓子(声)



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