書店員ミチルの身の上話
(2013年1月期・NHK・火曜22時枠)

原作 - 佐藤正午『身の上話』
脚本・演出・プロデュ―ス - 合津直枝
音楽 - 梅林茂
主題歌 - U-Kiss「Alone」

http://www.nhk.or.jp/drama/michiru/





第3話 宝くじ
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ミチルは長崎に戻らず、東京に滞在する。
ウソにウソを重ねて、自分勝手な行動に広林堂書店の職場の仲間
を怒らせてしまい、元の職場には戻れなくなる。
そんな中、ミチルは宝クジが当たっているかどうかを調べて
もらうと売り場の女性から1等2億円が当たっていると言われる。
当たりくじを生きている間に見られるなんて・・と売り場の女性
も感動していた。
なんという運なのか・・・しかし気をつけて欲しいと言われる。
ミチルはそれを知り動揺する。
一方長崎ではミチルに宝クジの購入を頼んだタテブーや、早苗
たちは一刻も早くミチルに宝クジを送らせてとして初山に
要求する。
ミチルは新聞を購入した後、急いで竹井の家へと向かう。
宝クジの番号を新聞を見て確認する中で、一樹からの電話で、
明日長崎に戻るので今日の7時に逢う約束ではなかったのかと
問われる。ミチルは答えに困り、今日は頭がフラフラするので
行く事は出来ないが、もう少しこっちにいる事を語る。
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ミチルは東京に出てきて、不倫相手との一時の幸せを満喫する
が、すぐに田舎の家族や職場の仲間たちについたウソがばれて
しまい、実家には帰るに帰れなくなる。そんな状況の中、
父親もミチルの身勝手な行動に憤怒して、兵糧攻めと称して
口座の金を全て引き出されてしまうが、ミチルは書店の仲間たち
から頼まれていた42枚の宝クジの中に1等賞が混ざっていることを
知る。

流石にいきなり2億円当たったと言われたらパニクるだろうけど、
私なら即現金化して口座に移すだろうなと思って見ていたドラマ。

他人に宝クジ購入を任せることへのリスクを感じるものが有った。
下手すればノミ行為のような形で買ったフリをされる可能性も有るわけ
だし、当たっていれば今回のようにネコババされる可能性もある
訳だし、少なくとも発表日前に宝クジを渡すというのは最低限の
マナーでも有るんだよなという気がする。

どうしても宝クジというワードばかりが抽出されるので、不自然さ
を感じる流れは有るけど、まぁそれだけ人生を変えられるだけの
インパクトのある出来事なので仕方がない。
問題は43枚購入しているけど、連番で買っているので、一枚だけ
抜けている状態というのはすぐに抜き取ったということがバレる
ところが有るんだろうね。

竹井と竹井のことを狙っている彼女?の存在がまた不気味でも
有るし、一樹の経費水増し事件のことも気になる。

今回初めて豊増家の様子が描かれていたけど、妻は不妊治療で
相当苦労している中、夫婦関係が子作りの為に動いてしまっている
ことも有って、一樹が精気を失われたかのようにマグロ状態になっ
ているところが不謹慎ながらちょっと笑えた。


古川ミチル …… 戸田恵梨香 (広林堂書店で働く書店員)
竹井輝夫 …… 高良健吾 (ミチルより2歳年下の幼馴染)
上林久太郎 …… 柄本佑 (ミチルの彼氏。上林宝飾店)
初山春子 …… 安藤サクラ (広林堂書店、同僚)
古川千秋 …… 波瑠 (ミチルの妹。美容専門学校)
豊増一樹 …… 新井浩文 (ミチルの不倫相手。光潤社書籍販売部主任)
立石武子 …… 濱田マリ (広林堂書店・単行本担当者・タテブー)
沢田早苗 …… 浅田美代子 (広林堂書店、上司。店長代理)
古川継徳 …… 平田満 (父・釣り船店ふるかわ丸)
ミチルの夫/語り …… 大森南朋 (バスの運転手)

古川志摩子 …… 滝沢涼子 (ミチルの義母)
ミチルの実母 …… 鍵本景子
宝くじ売り場の女(東京) …… 田島令子
しゃぶしゃぶ店 …… 螢雪次朗
豊増妙子 …… 遊井亮子 (一樹の妻、不妊治療)
高倉恵利香 …… 寺島咲 (竹井の大学の後輩)

山本圭祐、村山武蔵、越田裕、吉澤実里、遠藤璃菜、仲野元子



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