書店員ミチルの身の上話
(2013年1月期・NHK・火曜22時枠)

原作 - 佐藤正午『身の上話』
脚本・演出・プロデュ―ス - 合津直枝
音楽 - 梅林茂
主題歌 - U-Kiss「Alone」

http://www.nhk.or.jp/drama/michiru/





第7話 別れ話
--------------------------------------------------------
一等二億が当たったミチルは、一人でこの二億円を持って生き
ようと考える。しかし不倫関係を続けていた一樹は突然ミチル
の前に現れると一緒に逃げて欲しいと言われる。
取りあえず二人きりで会話したいのでマンションに行こうと
するが、今はマンションには住んでいないとするミチルは
友人である竹井のマンションに連れて行く。
もうマンションには住んでいないのでエアコンなどの引っ越し
祝いは不要だとし、立て替えてもらった敷金は返すという。
もう人目を気にしてビクビク生きるのは嫌なのだというミチル。
相談する相手もなく罪の意識を抱えて生きる生活には疲れた
とのこと。一樹は自分に相談してくれれば良いとするが、
ミチルは私の話はこれでお終いだとすると、一樹の話とは
何なのかと問う。
そんな中ミチルの元に竹井から電話が有り、今夜高倉のことを
家に呼んだと語る。彼女は衰弱していて一人にして置くのは
危険だからだと告げると、もうじきそちらに行くのでミチルに
面倒を見て欲しいと頼む。
すぐに高倉がやってくる。一樹は二人きりで話したいので
マンションに行こうと誘うが、ミチルはこれ以上二人きりでいる
のを拒む。ミチルは高倉に一樹のことを紹介すると、この人が
出版社の人なのかと問う。込み入った話ならば何処かで時間
を潰してくるという彼女。帽子を脱いだ高倉は何故か髪の毛が
真っ白になっていることを知る。
--------------------------------------------------------

ミチルは一樹が自分を故郷から連れ出してくれた王子だと
感じていたが、意外にも簡単に関係は壊れてしまう。
ミチルは一樹を頼って生活していたが、今では立場が逆転し
ミチルは一人で生活したいと考えていた。しかし一樹は
妻とも離婚し、更に会社の金を横領したりして不正を働いて
いた事を告げ、全てはミチルの為にしたことだと告げ
一緒に逃げようと語る。しかしミチルはそんな彼に別れを
告げる。

随分と前に6話まで見ていたので、ちょっぴり時間が開いての
7話の鑑賞になってしまいました。

確か不本意な形ではあるけど、高倉がミチルを追ってやって
きた久太郎のことを殴って死なせて、それを竹井とミチルは
淡々と処分したって感じだったよな。

そして今回はその影響からなのか高倉の髪の毛が真っ白に
なってしまったという。
「傷負い人」のバラキみたいな状況だけど、メッシュっぽい
色の付き方なので白髪になったようには見えないところは
有るかも。白髪ってもっと白いよね。

一樹がもの凄く勝手な言い分でミチルを困らせているなって
感じだし、タテブーはミチルが宝くじに当たって逃げている
という当たりの流れが強引過ぎるかなと思うけど、銀行員
のお姉さんが、大金を当てると色々と状況が変化するといって
いるにも関わらず500万円をポンと出してしまったことで
色々と波紋はありそうだ。

高倉が語る様に竹井の行動が妖しい当たりは一話の頃から
ずっと感じていたけど、彼の期待に応えないとミチルも殺されて
しまうのかな。高倉は自殺だとしていたけど、明らかに竹井が
殺したモノだよな。でも正直そんなに人を殺して簡単に処理
出来るとも思えないのだけどね。


古川ミチル …… 戸田恵梨香 (広林堂書店で働く書店員)
竹井輝夫 …… 高良健吾 (ミチルより2歳年下の幼馴染)
上林久太郎 …… 柄本佑 (ミチルの彼氏。上林宝飾店)
初山春子 …… 安藤サクラ (広林堂書店、同僚)
古川千秋 …… 波瑠 (ミチルの妹。美容専門学校)
豊増一樹 …… 新井浩文 (ミチルの不倫相手。光潤社書籍販売部主任)
立石武子 …… 濱田マリ (広林堂書店・単行本担当者・タテブー)
沢田早苗 …… 浅田美代子 (広林堂書店、上司。店長代理)
古川継徳 …… 平田満 (父・釣り船店ふるかわ丸)
ミチルの夫/語り …… 大森南朋 (バスの運転手)

古川志摩子 …… 滝沢涼子 (ミチルの義母)
ミチルの実母 …… 鍵本景子
宝くじ売り場の女(東京) …… 田島令子
高倉恵利香 …… 寺島咲 (竹井の大学の後輩)
山本トキ子 …… 堀杏子 (みつば銀行お客様サービス課行員)

仲野元子



inserted by FC2 system