東京バンドワゴン〜下町大家族物語 (2013年10月期・日テレ・土曜21時枠) 原作：小路幸也 脚本：大森美香 音楽：金子隆博 チーフプロデューサー：伊藤響 プロデューサー：池田健司、原藤一輝、秋元孝之 演出：狩山俊輔、菅原伸太郎 エンディング：「サーチライト」（SALTMODERATE） http://www.ntv.co.jp/bandwagon/

第1話 下町大家族物語！〜四世代の力！愛の歌声で奇跡を！
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下町の古書店「東京バンドワゴン」を経営する三代目店主・
堀田勘一をはじめとして、4世代8人家族の大所帯が一つ屋根
の下で暮らしている。先々代からの堀田家家訓として
「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決」
だとするものが有り、堀田家はいわゆる近隣のよろずトラブル
をせずには居られない家系でも有った。古書店に併設する形
で倉庫を改造して造ったカフェにはご近所・常連さんも集う中
で、本来勘一の跡を継ぐべき我南人は、フーテンの寅さんばり
にフラフラとどこかに出かけては、帰ってきて家族を賑やかす
自由人として生活していた。

下町を舞台にした人間関係が形成されているところなど、
近年のドラマでは「間違われちゃった男」を彷彿とさせる。

とても良い感じの家族の物語が描かれ、我南人がロッカーであり
「LOVE」を唱えているところは、性格は違えど、フジのドラマチッ
ク・サンデー枠で放送していた「家族のうた」のオダギリジョー
さん役を彷彿とさせるし、亀梨和也さん演じる主人公が親に裏切ら
れているという設定もまた年齢設定は違えど似たところがあるのかも。

古書店から物語が展開していくということで、「ビブリア古書堂の
事件手帖」になるのかと思わせたけど、本の内容が関係する
ということはなさそうだ。

他界しているハズの祖母がナレーションベースで描かれると、
途端に「11人もいる!」のようにも感じるし、演出家は「泣くな、は
らちゃん」を描いた狩山俊輔さんだという事を考えると、ファミリー
感を描くのは上手そうだ。

毎回波紋を繰り広げるバラエティ番組「めちゃイケ」の加藤家家訓
じゃないけど、父親が生活感がまるで無いにも関わらず、最後には
問題解決を「LOVE」という言葉に集約してたたみ込んでいくところ
など微笑ましいところも有るし、また時にはイラっとさせられる
ところも有るのかもしれない。

玉置浩二さんのインタビュー記事にも有るけど、主人公像はまさに
この人そのものって感じにも思えるところが有るのかなと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131012-00000005-mantan-ent

多部未華子ちゃんとの絡みもどうなっていくのかホント楽しみ。

しかし初回延長分がかなり冗長さが有った。
我南人が歌を歌った時点でバッサリ切ってもドラマ的には良かった
様な気がする。初回延長分のドラマは、今期のドラマはどれを
見ても冗長にしか感じず、キャラクター紹介・状況説明分の流れが
放送延長として加算されているのか、それともスポンサー・金儲け
の為の延長なのかよく分からないけど、出来ればレギュラー放送内
で収めて欲しいところだ。