東京バンドワゴン〜下町大家族物語 (2013年10月期・日テレ・土曜21時枠) 原作：小路幸也 脚本：大森美香 音楽：金子隆博 チーフプロデューサー：伊藤響 プロデューサー：池田健司、原藤一輝、秋元孝之 演出：狩山俊輔、菅原伸太郎 エンディング：「サーチライト」（SALTMODERATE） http://www.ntv.co.jp/bandwagon/

第2話 下町大家族物語〜赤ちゃん置き去り事件！！父親は誰？
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青が店頭で酒を飲んでいると、すずみが店にやってくる。
祐円は青を尋ねてきたすずみを見て"いつもの押しかけ嫁だろう"
として語ったことで、すずみはからかわれたと感じて帰ろうと
する。しかし青は彼女に本を見て欲しかったのだとして説得する
と、来週の今日ならばまた来る事が出来るとして約束を取り付け
る。
そんな中、店には古事類苑という明治時代の貴重な図鑑を持って
売りに来る増谷裕太の姿が有った。オレオレ詐欺に遭い、母親が
150万の被害にひっかかったので、その金を捻出する為に売る
と聞いて、本当は売りたくない顔をしていたのを見て気の毒に
思うが・・・

求めている本には自然と巡りあうと主張しているが、それは本
だけにあらず、求めている時に求めている人にも自然と出会って
いくという奇跡的な出会いによって、上手いことまとめた話。

商店街の繋がり・下町だからこそ、本の中身の流れも見つけられた
訳だし、すべては偶然ではなく、人間関係の繋がりが背景に有って
こその問題の解決法を描いている点では、きちんと収まりどころの
良い話だった。

青が今回の当事者に自らの過去を重ねて説得する流れも上手く
出来ているし、すずみが望んで居るのが古本屋であり大家族の
環境が理想だとしていることからも、必然的に青とすずみが
結ばれていくんだろうなという感じだけど、まだ始まったばかり
の内容なので、とりあえずはこの家族の性格的なものを静観
していきたいと思う。

まぁ流石にこれだけ近くにいたのに、兄妹が出会えたという
流れはもう少し説得力を持たせて欲しかったね。