東京バンドワゴン〜下町大家族物語
(2013年10月期・日テレ・土曜21時枠)

原作:小路幸也
脚本:大森美香
音楽:金子隆博
チーフプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:池田健司、原藤一輝、秋元孝之
演出:狩山俊輔、菅原伸太郎
エンディング:「サーチライト」(SALTMODERATE)

http://www.ntv.co.jp/bandwagon/




 

第4話 下町大家族物語〜暴かれた謎の花嫁の正体!!涙の告白
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青はすずみが風呂に入っている間に偶然彼女の大学の学生証を
目にしてしまい、名前を偽っている事を知る。
青は大してデートもしていない彼女が家族の前で出会いのいき
さつなどを語る姿に話を合わせつつ違和感を覚える中、青は
仕事の前に彼女にその事を問い詰める。すると今はまだ事実は
言えないと言われ失望するも、青はすずみに対して、出て行け
とはいえないし、嫌いにもなれない事を告げる。

すずみの正体に関してはもう少し後々まで引き延ばされると思っ
ていたのだけど、いきなり今回すべての全容が明かされた。
それと同時に訳ありとして実家に転がり込んできた姉の藍子の
父親に関しても言及され、関連性がある事を知る。

青とすずみっていつの間に婚約なんて話になっているのか実に謎。
前回花嫁修業だとしていたけど、すずみは単純に古書店・体験入学的
な形なのかと思っていたのに、二人は既に相思相愛みたいな感じ
だし、恋愛の過程がかなり端折られてしまっていて、前提あり気
ドラマになっているところは相当な違和感がある。

ここのところ、ずっと下町気風を出すために、家族のことだけで
なく近所づきあいも通して関係性が描かれていただけに、今回
は内々のことばかりを取り上げた辺りの流れもちょっと違和感が
有った。このエピソード、最終話でも良かったんじゃないですかね。
それまでの間に青とすずみが恋愛関係を育んでいくべきドラマだと
思う。

大森美香さんはこの不自然な流れを意図的に描いたのだろうか?

青に血のつながりが無いとする設定もすずみとの関係に対する
前振りだったのかな。

青が不良だった過去、そして拘留された青を助けに来た父・我南人
のエピソードなど悪くはないんだけどね。すべては見せ方だと
思う。

堀田青 …… 亀梨和也 (次男、我南人と愛人の子、フリーの旅行添乗員)
堀田勘一 …… 平泉成 (祖父、古本屋「東京バンドワゴン」3代目店主)
堀田サチ …… 加賀まりこ (祖母、他界)
堀田我南人 …… 玉置浩二 (藍子・紺・青の父親。ロックミュージシャン)
槙野すずみ …… 多部未華子 (隅田川女子大学生)
堀田紺 …… 金子ノブアキ (長男。フリーライター)
堀田亜美 …… 平愛梨 (紺の妻。元国際線キャビンアテンダント)
堀田研人 …… 君野夢真 (紺・亜美の息子)
堀田藍子 …… ミムラ (長女。シングルマザー。日本画家)
堀田花陽 …… 尾澤ルナ (藍子の娘)
藤島直也 …… 井ノ原快彦
マードック …… ジョナサン・シェア
ケンちゃん(健一郎) …… 光石研 (第一マンション管理人)
真奈美 …… 片桐はいり (小料理居酒屋「はる」女将)
祐円 …… ベンガル (勘一の幼馴染。神主)
LOVE TIMER …… 安全地帯
よしこ …… 岩田月花 (花陽の友達)
スミレ …… 仲愛理 (花陽の友達)

猫 …… 玉三郎 / ベンジャミン

脇坂和文 …… 作戸井けん太 (亜美の父、官庁勤務)
脇坂修平 …… 上遠野太洸 (亜美の弟)
茅野 …… 山田明郷 (刑事)
永坂 …… 入山法子 (藤島の秘書)
槙野春雄 …… 升毅 (東都大・文学部日本文学科教授)

シモネ、芝崎昇、竹森千人、ヘイデル龍生
小島拓也、青木忠宏、武藤鯨象、中薗光博、伊東蒼
高橋智良、新名凌我

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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