都市伝説の女 Part2
(2013年10月期・テレ朝・金曜23時枠)

脚本:後藤法子、倉持裕、渡辺雄介、福田雄一
音楽:池頼広
プロデューサー:横地郁英、遠田孝一、浅井千瑞
演出:塚本連平、秋山純、星野和成、小松隆志
主題歌:『Sweet Refrain』Perfum

http://www.tv-asahi.co.jp/toshidensetsu_02/




 

第6話 ロボットが殺した!?ガンダムを愛した男の秘密!!
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休日に月子と勝浦は上井草駅で「ガンダム詣で」に興じて、
ガンダム三昧の日を送ろうとする中で、突然駅前で屯して
していると、月子が刑事だと知って声を掛けてくる男性・井本
の姿が有った。彼によると毎週必ず来ていたガンダムオタク
の友人の姿がないという事で調べて欲しいとのこと。自宅を
調べると彼・貝原はロボット工学で有名な教授・貝原だと
判明。浴槽で死んでいるのを見つけるが、浴槽内にノート型
パソコンが落ちているのを知って感電死を疑う。既にノート
PCを復元してもらうと、そこには意味深なメッセージが書かれて
いると同時に、壁のホワイトボードには「ハカセヲコロシタ
モウダレモワタシヲ セイギョデキナイ」と書かれている事が
分かる。

ジョンソン・スクラビングバブル・トイレスタンプクリーナー
のCMで夫婦役として共演している矢柴俊博さんと伊藤久美子さん
がドラマの中でも夫婦役として共演。

このドラマがシーズン2になって一気につまらなくなったのは、
都市伝説と称して題材が土着した文化・風土に関連するエピソードでは
なくなってしまい、一気に話題の幅を広げてしまったところに
あると思う。確かにネタ自体は目を引くとは思うのだけど、
これを刑事ドラマとして絡めてしまうと途端に不自然な都市伝説
ありきミスリードの流れと、現実の事件が完全に水と油として
存在していて、見ていてもまるで融解していない。

初回の頃には富士山などの謎に迫っていたので面白かったので
期待出来るところも有ったのだけど、徐々に土地とは関係ない
ところで発生するネタへと展開されていき、メジャーどころの
都市伝説を扱うところに繋がり、結局あるあるネタ
を披露するばかりの流ればかりが提示された格好だった。

ガンダムは初代だけしか見たことが無いのだけど、それを使った
やりとりは確かに面白いのだけど、結局台詞だけの表面的な
部分でだけ楽しみが有るだけで肝心の事件はまるで面白味も感じ
ない流れが有る。

今回の事件もそもそも何故事故死を殺人にしなければならない
のかもまるで心理的に理解出来ないところに有ったので、ネタ
ばらしの段階でも完全にシラーっとした印象が有った。

音無月子 …… 長澤まさみ (警視庁捜査一課の刑事。26歳)
勝浦洋人 …… 溝端淳平 (警視庁鑑識課員。25歳)
丹内市生 …… 竹中直人 (警視庁捜査一課の刑事。53歳)
柴山俊也 …… 平山浩行 (警視庁捜査一課、丹内班の刑事。34歳)

高田潤子 …… 大久保佳代子 (警視庁の鑑識課員。40歳)
浜中彩乃 …… 高月彩良 (UIUに所属する新人刑事。23歳)
音無都子 …… 秋月成美 (月子の妹。19歳。大学生)
田村由貴 …… 小泉麻耶 (警視庁の交通課)
牧原里奈 …… 風間亜季 (警視庁の交通課)
郷原祐一 …… 宅間孝行 (警視庁捜査一課・郷原班のチーフ。41歳)
武重治 …… 伊武雅刀 (警視庁の警視総監。58歳)

中迫 初美 …… 浅見れいな (29歳、康介の助手)
瓜生 一郎 …… 大鶴義丹 (科学ジャーナリスト)
貝原 康介 …… 矢柴俊博 (43歳、敷島工科大教授)
井本 廣幸 …… 山本浩司 (35歳、杉並区役所職員、美土里の弟)
貝原 美土里 …… 伊藤久美子 (貝原の妻、5年前に死去)
富永亮 …… (35歳、北海道で感電死)
大場 健一郎 …… (26歳、鹿児島で感電死、富永の事件の30分後)

森葉子(アナ)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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