第1話 禁断の医療サスペンス! 父を殺した医者は誰!? 壮絶な復讐が始ま
る --------------------------------------------------------
聖林大学附属病院に潜入すると、小山内孝夫のカルテを見る。 孝夫は医師であり、水野明日美の父。そんな彼は15年前に手術中
に突然亡くなる。
明日美は聖林大学附属病院で医師として働く事になる。
その頃大学病院では脳外科として利用される医療用ロボットを 応用したNOAという医療用マシーンを使って消化器外科でも利用
すべきだとして、消化器外科・伊達理沙はプレゼンを行う。 最先端技術を提供出来ない大学病院に価値はないという。
教授達が多数そんな主張を見守っていた。伊達派の医師たちは 必死になって彼女の功績、そして今回毎朝新聞に於いて伊達
医師のことが社会面で取り上げられていることをアピールして 教授達に認められようとする。
教授は新人たちの入局に際して色々と話をする。 大学病院の意義を問われると新人は、臨床と教育だとする考え
を延べるが、本質は研究であり未来の医療のために貢献するのが 責務であり、目先の患者にとらわれて医療の発展に貢献できない
ヤツはここにはいられないと一蹴される。
蛭子看護師長は由香と共に患者の対応に回る。
患者の家族からは、チューブをなんとか外して欲しいことを 訴えられるが、蛭子は体の良い返事をしただけでまるで応じよう
とはしなかった。患者に説明してもどうせ分からないとする 蛭子の態度に看護師の由香は動揺する。由香は患者からの要請
はカルテの備考欄に書くが、それを知った蛭子からは怒りの 声があがる。記録に残らねば知りませんで済むのに余計なこと
はするな・・・と。それを目にした水野は、この病院に対する 医療従事者たちの傲慢な態度に憤りを感じていく。
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