第1話
相棒が親父!?最強のバディ誕生!!
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2002年、雨の日。島村の元に前田修一から電話がなる。 前田は犯人によって追い詰められており、島村に対してもう
ダメだと告げる。そんな中、前田は貝塚剛久によって殺害され る。
佐原夏輝はこの日初の仕事だったが、9時から始まる入署式に 対して7時40分に目覚める。急いで身支度を調える中、室内に
物音が聞こえることが分かり確かめると、風呂場には妹の忍 がいた。夜行バスで到着したばかりなのだという。
夏輝は自転車で警視庁・銀座警察署を目指すが、途中で少年・ あゆむが涙して困っているのを見て幼稚園に連れて行き、
その母親は突然産気付いた為に病院へ運んでいく。更に途中で 山村万智という老女がひったくり事件に合っているのを目の辺り
にして、見過ごすことが出来ず犯人を逃走する。相手はナイフ を出してきて不利な体勢に陥る中、助けに来たのは前田瞳という
女性だった。彼女も新人の刑事だという事を知る。
銀座警察署の入署式では、新人警察官に次々と担当部署が
読み渡される。梶尾武・・生活安全課、本田義久・・地域課、 佐伯智則・・・交通課・・・そして佐原夏輝は捜査第一係の
異例の配置だった。しかし遅刻してきた彼の変わりに、彼の 父親である島尾明村が変わりに返事をする。そんな中夏輝が
やってくると、なんとそこで自分の事を捨てた父との皮肉な 再会を果たす。
鍵山謙介から夏輝の指導係として島尾を指名され、"ジェントル "から捜査のイロハを学ぶよう命令が下る。つまり今後は
バディであることだった。 夏輝は自分たちを捨てた父を微妙な立場で眺める中、島尾は
息子に対して、俺とバディを組むための3つのルールを課す。 1つ目は上質なジャケットを着ること・・・2つ目は敬語を
使う事・・・3つ目は(絶対に敵に背を向けないこと)・・と 語ろうとすると突然事件の報告が入る。
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