第2話 命がけの絆
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会社経営者で高級住宅街に住む今村家の長男・和道は、塾から の帰り道何者かによって拉致される。
今村洋一と妻の優子は、和道が塾から出る際にメールを受け取 っていた為に夕食の準備をして待つが、なかなか帰宅せず、
気をもんでいると、突然外の郵便受けで爆発が起き、家の外 には息子の自転車が転倒していることが判明する。
夏輝は上京した妹・忍と共同生活をしていた。 夕食のすき焼きの中に肉が入って居ないことに妹は不満。
妹は父親からの大学入学祝いにヴィトンのバッグやサイフを もらっていて豪華なものだった。夏輝はこれまでに父親が
生活費を送って来てくれていたが一切その金には手をつけて おらず、700万円以上貯まっていた。
突然古雅から事件とする電話が有り夏輝は現場へいく。 しかし実際には、鷹野たちが合コンの数逢わせに呼んだだけ
だった。ゆう、ようこ、きよみとの三人の合コンだが、夏輝 が一番人気があることで古雅の思惑も外れる。
そんな中、今井和道(10歳)が誘拐されたとする報道を受ける。 警視庁銀座警察署・刑事課・捜査第一係はすぐに招集を受ける
中、今井家にいく。誘拐の検挙率は97%だとして、滅多に殺害 されることはないとして安心させようとする。
誘拐犯から電話が鳴り、逆探知にも成功する。 家のすぐ近くから会話されていることが分かるが、会話を
拾っていた稲木俊文は雑音が気になっていた。 犯人は身代金として5000万円を求め、警察には知らせるなと
告げる。もしも嘘を付いたら子供の命は無いとすると、5秒以内 にカーテンを明けろという。警察がいないか確認するという犯人
の要求に捜査一課は外から視界に入らない場所に隠れるが、 室内にはリモコンのヘリコプターが飛んできて、死角に入って
いた刑事たちの姿を見られてしまう。
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