ビター・ブラッド 〜最悪で最強の親子刑事〜 (2014年4月期・フジ・火曜21時枠) 原作 - 雫井脩介『ビター・ブラッド』 脚本 - 小山正太 プロデュース - 中野利幸 演出 - 金井紘、谷村政樹、長瀬国博 主題歌 - Mayday「Do You Ever Shine?」 第9話 裏切り…！？ -------------------------------------------------------- 青竜会が密航者から麻薬を購入するという情報を得て、刑事 たちは捜査を行う。 取引現場に行く中、目の前で取引を見つけるが、取り逃がして しまう。犯人は銃を使って瞳を撃とうとしていたところ、夏輝 がなんとか体を投げ出し彼女を助ける。その光景を見た仲間の 刑事たちは、抱きついている姿に見えた為に不謹慎だと捉える。 報告書には今回の捜査の経緯と同時に前田のことをどう思って いるのか報告しろと言われる中、島尾から夏輝に対して、 お前には恋愛の仕方を教えてあげられなかったと語る。 そんな中、稲木の様子が変ではないかと刑事たちは語り始める。 確かに最近ボーっとしていることが多く、金に困っているの ではないかと疑う。稲木のことを調べろとの命令が下る。 -------------------------------------------------------- 相変わらず軽いマンガっぽいドラマだった。 吹越満さんが刑事役且つ、設定上身内に犯罪の前科者がいると いうことを見ると思わず「警視庁捜査一課9係」の姿を想像 してしまうけど、刑事はヤクザの兄を持つ女性と結婚する 事は可能なのだろうか。 恋愛要素も強引に盛り込んだ格好だし、稲木がヤクザと精通して なんらかの不正に関わっているのではないかとする疑問を 持たせる流れも妙に安っぽく、しらけるところが有る。 ありがちな刑事の娘の重篤な病気、そして適合するドナーとなる為に 義兄が犠牲になるという辺りもちょっとワンパターン過ぎて 泣けるドラマとも思えないし、どういう方向性を持たせたいのか 分からないな。 親子の絆の物語という意味ではここでも成立している形だと 思うし、家族感を出そうとしていることも分かるけど、各々の キャラクターがお遊戯会状態なので、ちょっと乗り切れない 部分が多い。 また来週は貝塚登場。 また出演する意味はあるのか? 佐原夏輝 …… 佐藤健 (新米刑事、「ジュニア」) 島尾明村 …… 渡部篤郎 (ジェントル) 鍵山謙介 …… 高橋克実 (班長。夏輝と明村の上司) 前田瞳 …… 忽那汐里 (新人女性刑事) 稲木俊文 …… 吹越満 (「チェイサー」（尾行の達人）) 古雅久志 …… 田中哲司 (刑事。「バチェラー」(結婚願望)) 富樫薫 …… 皆川猿時 (刑事。「スカンク」（口臭が臭い）) 鷹野浩次 …… KEIJI (刑事。刑事ドラマおたくの情報通) 佐原忍 …… 広瀬すず (夏輝の妹) 滑川 …… 古川雄輝 (捜査第二係) 竹田 …… 敦士 (捜査第二係) 貝塚剛久 …… 及川光博 (犯罪者) 山村万智 …… 草村礼子 (ひったくりの被害者) 藤崎達雄 …… 嶋田久作 (青竜会幹部、美和の兄、前科12犯) 坂下 …… 阿部進之介 (青竜会構成員、麻薬取引) 稲木美和 …… 今泉あまね (稲木の妻) 稲木千賀子 …… 原涼子 (稲木の娘、重篤な肺の病気で入院) 小林竜太郎 …… 若尾義昭 (青竜会組長) 来栖聖樹、近藤起矢、高仁和絵