第3話
どうして、僕が…!?お母さん、助けて!
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拓人と恵は恋人関係になり、拓人は家具屋に就職し、恵はファ ミレスでのアルバイトをしながら就職活動をする。
そんな中拓人は左腕の筋肉がおかしくなり、シャワーを浴びて いる最中に腕が上がらなくなって居ることを受けて、インター
ネットで検索すると、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状ではない かと疑う。
武蔵総合病院の笠井伸一医師に診てもらうと、頸椎症ではない かとして、取りあえず様子見の為に三ヶ月後にまた来て欲しい
と言われる。ただし何か別の症状が出ればすぐに来て欲しいと 言われる。
一方恵は先日町内会のイベントでボランティアとして働く中、 自分には誰かを世話する仕事が向いているかも知れないと考え、
ボランティアとして介護施設で働く。アロママッサージをして 婦人の気持ちを和ませると、とても感謝され良い感触を得る。
スタッフの一人から、アルバイトとして正式に来てくれないか と言われる。
恵はファミレスでのアルバイトを辞めて介護のバイトをする ことを拓人に話す中、彼を母親に紹介する為に家に連れて行く
ことにする。恵は拓人の顔がこわばっている感じに見えた為 に、あまり気を遣わなくても良い事を告げ、一度顔を見せれば
後は母も何も言わなくなるのだという。 拓人は恵の母・翔子に挨拶すると、拓人がイケメンであること
を喜び、恵の何処が良いのかと問う。 そんな中翔子の手料理が振る舞われることになり、拓人に対して
棚にある皿を取って欲しいと頼まれるが、拓人は左腕が上がら ない事を告げ、恵に手伝ってもらう。
カラアゲはとても大好きだと告げ、子どものころに落ち込んで いる時によく母親から作ってもらったと語る。またカラアゲが
食べたくてわざと落ち込んでいるフリをしたことも有ると 語ると恵はそんなエピソードに益々拓人の事が好きになっていく。
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