第4話
好きだからこそ…。涙の決断!!
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恵は拓人と繁之がフットサルをするのを見に行く。 練習帰りに恵は先輩・繁之に温泉のお土産を手渡すと、繁之は
恵に風呂上がりはすっぴんで通したのか?と問われる。 恵は繁之に対して、自分は介護の道に進むことを決めたことを
告げ、今まで就職の件で相談に乗ってくれたことに感謝を示す。
帰宅した陸人は拓人の様子がおかしいことに気が付く。
左腕に力が入らなくなっている件で、陸人は最近の患者はネット で検索して勝手に自分で病名を決めつけて受診する人物が
いて困るのだという。拓人は陸人が医者を目指すものとして、 患者を馬鹿にしていると非難するが、陸人は拓人が自分に対して
ひがみから突っかかってきているとして反論する。それを聞いて 話合いにもならないと感じた拓人は何も言わず部屋に入る。
そんな拓人の元に母親から電話が鳴ったかと思えば、またして も陸人の心配をする内容で、自分を無視した母親の態度に失望
を抱く。
翌日拓人の会社では営業成績が発表され、拓人は上位に入る。
しかしそうしている間にも拓人は家具を運ぶような作業が出来 なくなりつつある事を知る。先輩だが契約社員の宮下に運ぶの
を手伝うよう頼むが、彼からは幾ら手伝っても営業成績には 反映されないと嫌みを言われ、拓人は営業成績も肩書きも全て
自分にとっては無意味であり、寧ろ宮下がうらやましいと告げる。
医者の元にいく拓人は、左手の握力がまるで無くなっている ことに対して、二度とこの筋力が戻ることはないのかと問う。
次はどの筋肉が機能しなくなるのかと問うが、医師の谷本から は誰にも分からないものだから考えないことが、ALSという
病気とつきあうコツだと言われる。そして谷本からは医療費の 問題が有るので特定疾患の申請をした方が良いと言われる。
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