第9話
お父さん、お母さんありがとう!そして
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恵に対して拓人は、俺の隣に居て欲しいと語る。
拓人は母親・美和子に対して逢って欲しい人がいるとして、
恵のことを紹介し、彼女にも合い鍵を渡して起きたい事を語る。 恵は拓人を自分の母・翔子の元に連れて行くと、翔子は元彼
を連れてくるのは違和感が有る事を告げる。拓人はまた恵と 親しくさせてもらっていると語ると、恵もまた出来るだけ拓人
と一緒に居たいと語る。 帰宅した翔子は娘の恵に婚約しているのに何を考えているのか
と問う。こんな事は決して許される事では無いと語る。
拓人は繁之に会うが繁之は冷静な顔をしていたが、俺が一番
逢いたくないヤツだと語る。拓人は俺が全部悪いので恵の事を 許して上げて欲しいと語ると、繁之は拓人を殴ると二度と来る
なと語り、もうお前たちと逢うことはないと語る。 拓人は恵に対して繁之から殴ってもらえたと話す。
谷本医師の元に恵と共にいくと彼女の事を紹介する。 彼女がヘルパーであること。谷本も心の許せる人の存在は大きい
事を告げる中、呼吸は取りあえず現在弱くはなっているが、 今の生活スタイルは変えなくても大丈夫だという。
今後呼吸が麻痺していくことになるが、人工呼吸器を使って 補助すればまた暫くは生きることは可能だが、装着するかしない
か、同様の病気に於いては次第に心変わりをする人が多いことを 語り、一度つけた人工呼吸器は外せないということをよく考えて
欲しいという。拓人は一体何度覚悟が必要なのか・・と呟く。
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