ドクターX 〜外科医・大門未知子〜 Doctor-X (2014年10月期・テレ朝・木曜21時枠) 脚本：林誠人 音楽：沢田完 演出：田村直己、松田秀知 企画協力：古賀誠一 プロデューサー：峰島あゆみ、西河喜美子、霜田一寿、大垣一穂、菊地裕幸 主題歌：Superfly「愛をからだに吹き込んで」 http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/ 第1話 命は自分のために使えよ -------------------------------------------------------- 南国リゾート地にいた大門。 その頃毒島は夫婦でクルーズ旅行の旅で南国に来ていた。 毒島は船内・甲板で大門の影を見た気がして嫌な予感がする と語る中船は突然爆発・炎上し、乗客達はみんな救命ボート で近くの海岸へと避難する 毒島は突然倒れると、近くに居た大門は毒島の首にガラス片が 刺さって居る事を知ってなんとか上手く取り出す。 しかし腹部にもデファンスが見られ出血性ショックを起こして 居る事を告げ病院で検査する様求める。 国立高度医療センター理事会。 センター総長の黒部に役員たちは肉を食べていた。 黒部も2期4年を就任し次の総長に視線は向けられていた。 東帝大学病院と西京大学病院は対立の関係に有り、その総長の 座を狙っていた。 蛭間がやってくる。帝都大を追い出された彼は西京大の医院長 待遇で迎えられていた。総長の椅子は誰が座るか分からないが 西京大側から出る事は明かだとして、蛭間は理事たちに浪速の 饅頭(札束入り)を配って回る。そうはさせないとして蜂谷は 対立関係を露わにする。 医療センターでは東棟・西棟が完全に派閥争いとして分離 していた。談合坂率いる西はと海老名率いる東棟組。 術前カンファレンスの場で毒島のことが引き合いに出される。 心臓に腫瘍があり、左房内に6cm大の腫瘍があること。 毒島は医療界の重要人物であり、双方の見立てを聞いた上で 担当する執刀医を決めるという。 西京大チームはポートアクセス法を提案するとすれば 東帝大チームは手術支援ロボットを活用し、腹腔鏡手術で 対応するという。 そんな中大門が入ってくると私に切らせてくれと告げ、毒島は 私の患者だと語る。 -------------------------------------------------------- 2012年10月期、 2013年10月期に次いで3期目。 このドラマもテレ朝の長期シリーズ化を想定して作られていく のだろうか。 昨年の記事で記者から続編、映画化の件を尋ねられて 「いたしません。でも、私も上から命令されたら「御意」 と言わざるを得ないのかも……」と語っていたらしい米倉さん。 結局続編が作られてしまった。 個人的にはもう続編は作らなくても良いと感じる。 特に主人公のキャラクターの主張が強いドラマほど、飽きる傾向 にあるけど、これもそれに例外なく該当している。 豪華な俳優陣と見るのか、それともありきたりの俳優陣と見るのか は、見る人によって変わってくるけど、日本のドラマには新しい人材 はいないのかって感じで、結局同じような俳優陣だけでドラマを回し ている感じしかしてこないな。 どうせ失敗しないのだろうし、いたしませんのだろうし、 主人公には圧倒的技術力を持たせて、ブレのなさを求めて行く所に 爽快感を求めるのだろうけど、結局はこれまでの展開との違いを 求める為に、どんどん複雑な手術・手技を求めて無理な手術をこなし ていくという胡散臭さばかりが残るエピソード構成になりそう。 ただそんなマンネリズムを打ち破ってくれそうな"大奥"看護師に 期待したいシーズンかなと感じさせた。 大門は「医師免許を持たないものでも出来る仕事はしない」と公言 していることから、分業制を強く意識しているのか、それとも 医師であることのプライドを誇示しているのか分からないけど、 言葉の裏には看護師を下に見ている部分も有るのでは・・と思わせる ところが有るし、そんな看護師との関係性がどうなっていくのか も見物。 遠藤憲一さん演じる海老名の処世術がまた凄いですね。 より長いものに巻かれる性格になってしまった感じがするぞ。 フリーランスということで、契約の有無の問題も有るのだけど、 麻酔科医の城之内はどういう契約で成立させているんですかね。 大門とセットじゃないとやらないみたいな契約でもあるんでしょうか。 大門未知子 …… 米倉涼子 (38歳、フリーランス外科医) 城之内博美 …… 内田有紀 (35歳、フリーランス麻酔科医) 海老名敬 …… 遠藤憲一 (51歳、国立高度医療センター戦略統合外科・外科部長) 加地秀樹 …… 勝村政信 (50歳、腹腔鏡の魔術師) 神原晶 …… 岸部一徳 (66歳、名医紹介所・所長) 蛭間重勝 …… 西田敏行 (63歳、西京大学病院院長) 加藤 峰司 …… 渡辺いっけい (51歳、国立高度医療センター事務局長) 双葉 健児 …… マキタスポーツ (45歳、外科副部長、西京大) 足柄 信太郎 …… 高橋和也 (39歳、外科医長、東帝大) 阿智 祥三 …… 木下隆行 (42歳)、外科医長、西京大) 関ヶ原 朋子 …… 内藤理沙 (26歳、外科部長秘書) 井川 真澄 …… 庄野崎謙 (29歳、天堂の秘書) 橋口 礼 …… 松島花 (25歳、看護師) 蜂谷 宗造 …… 古谷一行 (69歳、東帝大学病院院長) 黒部 徹也 …… 中尾彬 (国立高度医療センター総長、しかし・・) 談合坂 昇 …… 伊武雅刀 (58歳、外科部長、西京大) 白木 淳子 …… 高畑淳子 (55歳、看護師長) 天堂 義人 …… 北大路欣也 (68歳、国立高度医療センター総長) 毒島晴子 …… 大谷直子 (妻) 築地二郎 …… モト冬樹 (寿司屋の店主) 毒島隆之介 …… 伊東四朗 (元帝都医科大学付属病院外科部長) 高橋正臣、金子裕、熊谷修平、重村佳伸、錦織大輔、嶺本晃一 夏秋佳代子、棚橋唯、牧佳子 大槻修治、山中敦史、橘進之助、八代真吾、筒井奏 インゲムラタ、ジルボーフィス、サラムジャーニュ、ロミオトーマス 秋枝直樹、西村誠治、澤田一輝、金井俊太郎、小出治祐 太崎麻由奈、力久秀美、野沢史果