同窓生〜人は、三度、恋をする〜
(2014年7月期・TBS・21時枠)

原作 - 柴門ふみ『同窓生〜人は、三度、恋をする〜』
脚本 - 田渕久美子
音楽 - 市川淳
演出 - 吉田健、村上牧人
主題歌 - メレンゲ「楽園」
挿入歌 - May J.「本当の恋」





第6話 非情な現実…愛する二人、別れの覚悟
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子供たちと遊園地に行った健太とあけひだか健太は高熱によっ
て倒れる。あけひは健太を介抱する中、気が付くと彼の隣の
ベッドの中で寝てしまう。
一方薫子と遼介はベッドに入る。薫子はなんで私たちが?と
問うが神のみぞ知るだとして遼介は強引にベッドに入る。
私はあなたを好きなのか分かっていないというが、そのウチ
好きになると語る。

あけひは朝方気が付くと健太の隣に寝ている事に気が付き飛び
起きると急いで帰宅する。
健太は隣にあけひが居なくなった事を知る。鼻の奥にはあけひの
髪の毛の臭いが残っていた。
あけひは密かに帰宅すると、ショーコがソファーで寝ていた。
旦那はヒロと共に講習会で出張していた為に幸い不在だった。
ショーコに対して今帰らずソファーで寝ていってくれと語る。

遼介も帰宅すると義母の瑞江は遼介のことを不審な視線を送る。
加奈子に対して飲み会だった事を告げるが、まだ怪我が治って
いないので自重するよう言われる。
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あけひと健太は互いに愛していることを実感するが、好きだから
こそあけひは健太と会わないことを決める。
一方薫子は自分がどうして良いのか分からず、遼介への気持ち
が本気かどうかも分からずにいた。しかし互いに好きな相手は
家庭持ちであることを考えると容易に踏み出すことが出来ず、
気持ちだけではなかなか突き進めない事実があることを実感して
いく。

なんだか凄く昭和的展開が懐かしさを覚えると共に結構ドロドロ
している割りに意外と落ち着いて見られるところがこのドラマの
良さなのかも。

現実を取るのか理想を取るのか。
理想を取るのは容易ではないが、取ったら取ったで苦労が待ち受け
ていることもまた事実である。

古い演出だなと思う所はやはりクロストークのような形で、
薫子が健太に相談に行き、遼介があけひに相談に行くところとか、
好きだからこそ別れると散々アプローチをかけてきたあけひが
身をひく辺りの流れがもの凄く型通りに進行しているところかな。

逃げても事態はよくならないことは分かっているのにどうしても
避けてしまうところが有るけど、健太が上手いこと二人を引き合わせ
のとは逆に今度はあけひと健太の為に、ちょっぴり強引ながらも
森川家の那須のペンションにいくことを名目に合わせようとする
ところなど、面白いところかな。

相変わらずヒゲのおっさんが腹立つ態度を見せているけど、
早いところ別れた方が良いと思うぞ。一度離婚している原因も
そういうところにあるんだろうね。


柳 健太 …… 井浦新 (柳クリーニング)
鎌倉 あけひ …… 稲森いずみ (美容師、スタイリスト)
広野 薫子 …… 板谷由夏 (薬剤師"マルトモ薬局")
桜井 遼介 …… 松岡昌宏 (一級建築士、"亜宋建設")
(中学時代の健太:吉田陽登)
(中学時代のあけひ:吉田里琴)
(中学時代の薫子:中川真桜)
(中学時代の遼介:菊池ハル)

木畑 冴子 …… 市川実和子 (健太の元妻・浮気)
木畑 正太 …… 佐伯元希 (息子)
鎌倉 太郎 …… 松本利夫 (あけひの夫、カリスマ美容師)
鎌倉 一郎 …… 横山幸汰 (息子)
鎌倉 弘二 …… 吉田騎士 (息子)
鎌倉 ミサ …… 須田理央 (娘)
桜井 加奈子 …… 三浦理恵子 (妻、教育ママ)
桜井 志穂利 …… 粟野莉子 (娘)
石本 瑞江 …… 高林由紀子 (加奈子の母)
ヤン …… 岡本麗 (柳クリーニング)

青木 圭 …… 高知東生 (整形外科医)
永瀬 ヒロト …… 丸山敦史 (「ヘアサロン鎌倉」、ヒロ)
ショーコ …… 清水由紀 (「ヘアサロン鎌倉」)
岩井 …… 茅島成美 (クリーニングの客)
マコト …… 猪塚健太 (アシスタント)
エミ …… 尾藤亜衣 (アシスタント)
木畑 正太 …… 佐藤瑠生亮 (冴子の息子)
森川 …… 眞島秀和 (那須高原でペンションを経営)
僚太の上司 …… 堀内正美

田島俊弥、吉本凱



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