第3話
シュールな死体…!?凶器は偽物か本物か
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1945年オランダの画家・ハンファンメーヘレンはフェルメール の絵画数点をナチスドイツの高官に売り渡した罪で逮捕される。
裁判でメーヘレンは自分が贋作家であることを明かし、 絵画は自分で描いたものだと告げる。法廷で彼は即興でフェル
メール風の絵画を描いて証明した。贋作を書くにしても私は 劣った画家の贋作は描かないと・・。
フィギュアの造形家でスワンプインプ社の新井信弘は、大手 の玩具メーカー・丸吉とのコラボで銀河戦士ブルーマンの
フィギュアのバージョンアップを手がけようとしていた。記者 たちはその事実を教えて欲しいと詰め寄るがまだ情報は非公開
だとして断る。 塗料メーカーに勤める小寺浩二は新井のフィギュアに惚れ込んだ
一人で、来月使う塗料のサンプルを届けに来た事を語る。 新井のオフィスにマニアが欲しがるフィギュアが多数あるのを
知って小寺は欲しがるが・・・
そんな中新井は丸吉の社員たちとの間で新作のデザイン会議
が行われる。5体の候補から一体を選出したことで、このデザ インで行こうということになり、社員たちは新井に対して
素早くサンプルを仕上げて欲しいと求める。今日は徹夜して 明日までには仕上げると語る。
そんな中、新井は同じフィギュアの造形家をしている西村浩の オフィスを尋ねる。彼はマニアから人気の高いミニバール
のフィギュアを手にすると、新井に対してこのフィギュアは 偽物だろうとし、アナタは偽物だと知ってこれを売ったのだ
として新井を責める。そして何よりも贋作自体を作ったのが 新井張本人だとつげ、丸吉が知ったら契約は終わり、世間も
誰も新井を信用しなくなるハズだと脅す。1千万円寄こせと いう西村に対して、新井が取った行動とは・・・
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