極悪がんぼ
(2014年4月期・フジ・月曜21時枠)

原作:田島隆・東風孝広『極悪がんぼ』
脚本:いずみ吉紘 他
プロデュース:後藤博幸、草ヶ谷大輔
演出:河毛俊作、林徹、石井祐介
主題歌:氣志團「喧嘩上等」(影別苦須 虎津苦須)





第8話 今夜決着悪徳銀行に仇討ち!
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本真商事の債権に関して、銀行員の破綻恒吉は、コンサルタン
トの金子達が動いていることを知って、アマチュアが所詮
プロに勝てるはずはないと指摘する。
一方轟議員は小清水に救済を求め、破綻銀行に守って欲しい
事を居割る。

雄作が自殺した事を受けて葬式が行われるが、金子は足を
踏み入れることは出来なかった。本真の妻・志保が気丈に
振る舞う姿を見て志保らしいと語る。薫は金子と行動を共に
していたが、そんな金子の行動に悲しんでいても今は志保
の為に動いている事を知る。
薫は金子から軍資金として450万を渡しておくので、これらを
使って、本真の元に最後に電話して来たものを調べるよう
要求する。金子は破綻銀行の事を調べると語る。

薫はキリコに頼んで当日の通話記録を調べてもらと吉良が
電話していた。絶対彼をキャンさせると誓う
金子たちが銀行を相手に戦っている事を知って商売をするもの
にとって銀行とはきっても切れない縁があり銀行とケンカしても
会社のためには成らないと言われるが・・・
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本真商事の再建の為になんとか手を貸そうとする金子。
銀行員の悪事が疑われる中、薫はなんとしてでも銀行の悪事を
暴いて型にはめると意気込む。しかし銀行は企業にとっても
商売人にとっても欠かせない存在であることは間違いなく、
ケンカしたとしても会社のためにはならないと言われるが・・・

本真雄作は生きているとの説を唱えたけど、完全に大外れ(笑)

たまたま銀行員が不正をしていたので、良かったのだけど、
誰にでも弱点はあるとはいえ、完全に銀行員たちの行動がマンガ
チックなまでに悪者の典型的造形であり、分かりやすい形の不正
の仕方をしているということで、少々安っぽさも有った。
銀行員たちの悪事のロジックの紹介と、それを掴んで脅して金を
免除してもらうというのもちょっぴり強引だったかも。

捜査・調査の過程が完全にマンガそのものだった。

問題は銀行なのか、それとも企業そのものにあるのか正直分からな
いところも有ったし、銀行が意図して潰そうとする理由の中に
何か別の意図でもあれば良かったのだけど、特にそれも存在して
いなかった。

唯一興味深いところは小清水をようやく引っ張ることが出来た
というところだろうか。元々この人、薫が入って来てもつまらない
だなんだ言っていたので、結果的に良かったんじゃないのか
って感じだね。
そもそも小清水がどんな人物なんだろうね。


神崎薫 …… 尾野真千子 (フリーター)
冬月啓 …… 椎名桔平 (経営コンサルタント会社)
茸本和磨 …… 三浦翔平 (アルバイト店員・料理店)
真矢樫キリコ …… 仲里依紗 (スナック)
夏目大作 …… 竹内力 (経営コンサルタント会社)
抜道琢己 …… 板尾創路 (経営コンサルタント会社)
巻上輝男 …… 宇梶剛士 (消費者金融業"巻上金融")
小清水元 …… 小林薫 (経営コンサルタント会社)
金子千秋 …… 三浦友和 (経営コンサルタント会社)
豊臣嫌太郎 …… 宮藤官九郎 (弁護士)
伊集院保 …… オダギリジョー (刑事)
下鷹今日子 …… 松尾れい子 (金子が常連のクラブのママ)

本真雄作 …… 平田満 (本真商事社長)
本真志保 …… 朝加真由美 (本真の妻)
小林春男 …… 志賀廣太郎 (本真商事・専務)
吉良隼人 …… 袴田吉彦 (破綻銀行)
破綻恒吉 …… 佐野史郎 (破綻銀行・常務)
轟琢朗 …… 佐戸井けん太 (轟琢朗(佐戸井けん太)
植原希 …… あべまみ (吉良の部下)
桃尻花瑠子 …… 井上和香 (ホステス)
狸太郎 …… 春海四方 (野呂間賞品経理部長)

今野香南、加藤裕、石川詩織、天野弘愛



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